粟田口のお姉さん？「ん～？私はみつばだよ！」 (ページ4)

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貴方「いろんな人...怖い(泣)」ページ4

一期side

先程、主がお出掛けになられ近侍である
私は仕事を済ませ近侍部屋にいる

ついさっき、Aが薬研とお話してくると
伝えに来てから十数分が経った

？？「ここにいるの～？」

「あぁ。開けてみな」

おや、薬研とこれは...A？
こんなしゃべり方でしたかな？

「あ、いち兄～！！」

　「えっ」

「説明するぜ。...」

「で、俺っちの部屋にAがこの状態
でいたんだ。」

　「うーん、おそらくその部屋にあった薬を飲んだんだと思うけど...問題は元に戻るかだね。」

「あぁ、薬は俺っちが考えてみる。
...それと、Aの記憶が恐らく昔の頃
しかない。」

　「？それはどういう...」

「さっき、Aと話してるとき俺といち兄のことは覚えてるのに乱達を覚えてなかった。」

　「......記憶も五歳程に戻ってしまったということかい。」

「あぁ、恐らくな。」

　「あの子達に会わせるときはしっかりと
説明しないとだな。」

「それとよ、昔のAってちょっと
人見知りじゃなかったか？？」

　「......う～ん、気を付けないといけないね。」

「ねぇねぇ、いち兄、薬研兄、なんの
おはなししてるの？」

　「いや、なんでもないよ」

「じゃあみつばとあそぼー！」

　「いいよ。」

このとき、この二人の兄は

　『私/俺達の妹は可愛いなぁ』

と、心から思った。