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ーーー会議出席中
保健室のドアにはそう書かれたプレートがぶら下がっていて案の定先生はいなく、無理矢理知らない男の子に椅子に座らせられる
？「あれ？絆創膏絆創膏...あった！」
「あの、なんかごめんね」
？「じっとしててくださいね！」
「だから人の話聞いてる！？あと自分で貼れるから！！」
どうやらこの子は目の前のことに必死になると周りの声が聞こえなくなるタイプらしい
？「よし、できた！」
丁寧に絆創膏を貼ってくれた後輩くんがぱって顔をあげる
え、可愛い
？「...僕の顔になんかついてます...？」
「あ、ごめん...美人だなーって思って...！」
？「え！？美人！？僕男ですよ！」
ぷくーって顔を膨らます後輩くん
てか、初対面の人にいきなり何言ってるんだ私
「...ごめん！手当てしてくれてありがとうね」
いきなり恥ずかしくなってきてペコッとお辞儀をして一刻も早くその場から立ち去ろうと椅子から立ち上がる
？「...あのっ！名前教えてください！僕1年の佐藤龍我です！」
「わっ...！びっくりした...声大きいから！」
膝をついてしゃがんでいた男の子が急に立ち上がって大声を出すものだから
びっくりしたせいで心臓がドクッドクッと音を立てる
ガラッ
びっくりしたのと同時に開く保健室のドア
作「やっと見つけた...」
「龍斗、、？」
開いたドアに視線を向けると肩を上下させながら息を切らしてる龍斗がいた
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作者名：りり | 作成日時：2020年4月24日 17時
