私に彼氏ができない理由【Ryuto.S】 (ページ3)

今日:3 hit、昨日:31 hit、合計:110,454 hit

3 ページ3

『おはよう、A！』

「おはよう！クラス一緒になれて嬉しい！！」

朝昇降口の前に張り出されたクラス発表の紙

見事に親友の夏樹と同じクラスでお互いにテンションが上がる

『でも作間くんと離れちゃったねーA』

「そういえばクラス発表の紙見てたら龍斗いつの間にかいなくなってたんだよね」

私たちは2組、龍斗は4組で見事に離れた。猪狩くんと龍斗一緒だったから嬉しいだろうきっと

『そりゃあAと去年一緒だったのに今年クラス離れたんだから不機嫌になるに決まってるじゃん』

わかってないなぁーって夏樹に肩をバンバン叩かれる

「私とクラス離れた程度で龍斗は不機嫌になんないよ笑」

『あんたは本当に何もわかってないね』

「え？」

『んーん、なんでもない』

ギュウッとほっぺをつねられる

「いひゃい」

『あんたたちほんとに付き合ってないの？お互いに拗らせてるねほんとに』

「龍斗とはそんなんじゃないよ、多分龍斗も私のことそういう対象で見てないし」

『私にはそう見えないけどなぁ』

夏樹が唇を尖らせたタイミングでちょうどよくベルが鳴りゾロゾロと周りが席につきはじめる

『じゃ、また後でね！』

そういい夏樹も自分の席に移動する

「うん、またね」

あ、龍斗に今日部活あるか聞くの忘れてた