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「...よし！！」
4月上旬、この春から私、真城Aは高校2年生になった。
新学期ということもあり少し胸を弾ませながら制服のリボンをキュッと結んで髪をいつも通りおろし校則にひっかからない程度の色付きリップを塗って身支度を済ませる。
母「Aーっ！龍斗くんお迎え来てるわよー！」
「まって！今行く！！」
急いで荷物を持ってバタバタと階段を降り玄関の扉を開けるといつも通り幼馴染の龍斗が立っていて
作「おはよう、A」
これまたいつも通りニコッと笑って私の頭をポンっと撫でる
「おはよう、制服着てる龍斗久しぶりに見たかも」
作「相変わらずスタイルいいでしょ？」
冗談まじりに笑う龍斗をはいはいって軽く流してローファを履き玄関を出る
母「龍斗くん、今年も1年間Aのことをよろしくね」
いつの間にか玄関まで来たお母さんが龍斗に話しかける
作「もちろんです」
「龍斗いこ、お母さんいってきます」
いってらっしゃい〜って見送るお母さんを後にして玄関をパタンと閉めた。
これがいつもの光景
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作者名：りり | 作成日時：2020年4月24日 17時
