ジョングク君 (ページ9)

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you side ページ9

Aside __

ジョングク君と出会って3日目

最初は育ててる自信なんてかけらもなかった

でも手紙を見てこの子は、私が育てなきゃ。
私が幸せにしてあげなきゃ。そう感じた

でも、やっぱり不安だった。

私もこのお母さんのように放ってしまうかもしれない。

でもそんな私がジョングク君を育てて3日がたった。

自信が出た

いつもお風呂に入るときに少しの間でもジョングク君を1人にしてたらすぐに泣いてしまう

急いでお湯をため急いでジョングク君を抱っこすると泣き止んでいつもにこにこ笑っている

このとき感じた。

ジョングク君には、私しかいない。

私が必要なんだ

そして、ジョングク君の服を買いに行ったとき1番会いたくない人に会ってしまった。

お母さんだ。

私はてっきり、すぐに施設に預けなさい。交番に届けなさいって言われると思っていた

でも違った。

あなたが育てなさい。お母さんはそう言ってくれた。

そしてジョングク君の物まで買ってくれた

お母さんありがとう。私に勇気をくれた

ジョングク君のママにやっとなれたような気がした

私は決意した

絶対一人前の男にしてみせる。

幸せにしてみせる。

いつか本当のお母さんが来ても自信を持って

'' 私が育てました！'' そう言えるように

ジョングク君。

私があなたを大切に育てて、幸せにする

必ず。