ジョングク君 (ページ12)

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you side ページ12

ヘヨンとの間に何があったか思い出したくもないよ。

ヘヨンとの出会いは、小学2年生の時

私が学校でいじめられていたヘヨンに勇気をだして話しかけた。

このとき私は、いじめっ子に '' あいつと話したりしたらお前の人生がぐちゃぐちゃになるって思えよ '' って言われてヘヨンに声をかけられなかった。

でもヘヨンをほっとけない。助けなきゃ。そう思った私は、いじめっ子に言われたことなんて無視して話しかけた

A「ヘヨンちゃん。大丈夫？」

ヘヨン「…」

A「ごめんね。今まで見て見ぬふりしてて。本当はもっと早くヘヨンちゃんに話しかけたらよかったよね。ごめん。放ったりして。」

ヘヨン「あなたが謝る必要なんてないよ」

A「ヘヨンちゃん！私が一緒にいるから笑って？そんな暗い顔しないで笑って！」

ヘヨン「ふふっ笑あなた変わってるね」

A「そう？笑」

ヘヨン「うん笑あなた名前は？」

A「A！」

ヘヨン「Aちゃんね！助けてくれてありがとう」

A「ううん。行こ？教室」

ヘヨン「うん。でもAちゃん、私から離れた方がいいよ？いじめられちゃう」

A「そんなことどうでもいい！ヘヨンちゃんが今は1番だから！」

ヘヨン「ありがとう(泣)」

A「ほらほら泣かないで？可愛い顔が台無しだよ？」

ヘヨン「うん」

それからヘヨンと教室に入った。

やっぱりみんなからの視線は凄かった。

怖かったし、痛かった

でもヘヨンは、私が守らなきゃ。

そう思った。

その時は、まだヘヨンに裏切られるなんて思ってなかった