ホンジスの双子の妹です。 (ページ27)

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朝起きるとジスはまだ寝ていた

ジョンハンと遊ぶのは昼からだしご飯を作って
ジスの誕生日プレゼントを用意していると

ガチャッとリビングの扉が開き、寝ぼけ気味のジスが。

珍しい、朝はいつも強いはずなのに

ジスの顔を見ると目が腫れていて

クマができていた

ジス
「おはよう…」

「おはよ…ご飯あるから食べてね」

ジスはやっぱり元通りで
昨日のことなんかなかったみたいだった

泣いたのかな？

眠れなかったのかな？

それって私のせい……？

色々考えたけど答えなんか出るはずもなくて

ジスが食べ終わったからプレゼントを渡した

「はい、お誕生日おめでとう！」

可愛くラッピングしてくれたお店には感謝しかない

少し小さめの袋をジスに渡すとありがと～！って
眠気も吹っ飛んだみたいで目をキラキラさせる

ジスは毎年こうやって喜んでくれるから

選ぶのも楽しいんだよね

ジス
「開けていい？」

「もちろん！」

ガサゴソと袋から中身を取り出したジスは
一瞬固まった

ジス
「え…これ僕が欲しいって言ってた腕時計？
こんなもの貰っちゃっていいの？」

「うん、ジスにはいつも感謝してるから。」

ジス
「どうしよう…凄く嬉しい。ありがとう！
毎日つけるね。」

涙袋を最大限に膨らませて笑うジスは
やっぱり私の大好きなジスだ

僕からも、おめでとう！って

ピンク色で可愛くラッピングされた袋を渡してくれた

なんだろう、、

開けると中には私が最近ほしいと言っていた
有名ブランドの香水が入っていた

「えー！うそ！これほしかったの！
ありがとう～」

可愛くてずっと見ちゃう

匂いも私が好きな匂いで早速今日からつけようと決めた

やっぱりジスは私の好みを分かってるなあ

その後2人で両親とビデオ電話をして
お祝いしてもらった

寂しいからってお母さんとお父さん2人だけで

ケーキなんか買っちゃっててびっくりした。

その後着替えをしてメイクも髪型もバッチリ整えて
リビングにもどるとまだジスは部屋着のままだった

ジス
「あれ…リオ今日どっか行くの？」

「うん…友達と遊ぶの」

ジス
「それって昨日の？」

「あ～、そうだよ。」

ジス
「そっか…楽しんでね！」

「ジスは彼女さんと遊ばないの？」

ジス
「うん、今日はね」

もしかして毎年私と遊びに行っていたから、今年もそう思って予定を空けてくれていたのだろうか