ホンジスの双子の妹です。 (ページ18)

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結局ジョンハンとその後色んな話を食べながらして、
家まで送ってくれた

「ごめんね、こんなところまで。」

ジョンハン
「俺が勝手にしてる事だから気にすんな。
じゃ、また明日な」

ジョンハンは手を上げて帰って行った

ジョンハンみたいな人と付き合った人は

きっと凄く幸せになれるんだろうなって

去って行くジョンハンの背中を見て思った

家に帰るともうジスの靴があって、
リビングまでの足取りが重い

なんて声をかければいいんだろう

でもそんな心配は要らなかったみたいで

ジス
「リオ？おかえり。」

「あ…ただいま。さっきはごめんね、急いでて。」

そう言うとジスは近づいて来て

顔が至近距離まで迫った

ジス
「この前も一緒にいたよね、あの人。
彼氏なの？」

なんで、どうしてそんな事聞くの

関係ないでしょ

私がもしジョンハンと付き合っていたって

「違うよ？違うけど……」

ジス
「言ったよね、遅い時間まで出歩いたら危ないって」

私の中の何かがプツンと音を立てて切れた

「何？もう高校生だよ私達。
干渉し合わなくてもいいじゃん。
それにジスだって…ジスだってっ」

涙が溢れそうになった瞬間

ジスに手を引かれて気付けば抱きしめられていた

ジス
「ごめん、リオのこと縛ってたよね僕。
でもリオが心配で…」

ドンッ…

初めて、初めてジスの事を押し返した

ジス
「えっ」

吃驚してる

自分勝手だって分かってるけど

そんな彼女の香水がプンプンする体で抱きしめないで

もう、ジス以外にきちんと目を向けるから

だからそうやって優しい事言わないで

その優しさがもっと私の胸を締め付けるんだよっ。

自分の器の小ささにもガッカリする

「ごめん、今日は疲れたから寝るね…」

それだけ行って部屋に戻った。

ベッドに寝転がって目を閉じるとお昼も寝たはずなのに睡魔が襲ってきて、目覚ましだけセットして眠りに落ちた。

．

朝はいつもより早起きして朝風呂に入った。

冷静に考えると昨日ジスに酷いことを言ってしまったから

朝はいつもジスが作っていてくれたけど今日は私が作る事にした。

でもジスに合わせる顔がなくて

作ったご飯にサランラップをかぶせ、
手紙だけ添えて早めに家を出た。