ホンジスの双子の妹です。 (ページ11)

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「ごめんね、でも1人で家に居たから暇になっちゃって。

そういえばジスは友達と遊ぶのもういいの？」

ジス
「うん、なんかカラオケ行こって誘われたけど、やっぱりリオの事心配だったし。」

申し訳ないなって思う気持ちもあるけど
それに反して顔はニヤニヤが止まらない。

嬉しいな、ジスはすこし過保護気味だけど。

でも心配してくれるのはシンプルに嬉しい。

その後いつも通り順番にお風呂に入って
お互いの髪の毛をドライヤーで乾かす。

「ジスすっごくうまいよね。美容師になったら？」

ジス
「そうかな？んー考えとく笑」

「やっぱダメ。女のお客さんの予約がいっぱいになりそうだから。」

そう言うとジスはふふっと笑って
嫉妬ですかー？って

ジス
「ほんとにリオは僕の事好きだよね。」

「うん、ジスは嫌いなの？」

ジス
「好きだよ？」

ずるいなって自分でも思った
嫌いなの？って聞いたら好きって言ってくれるって分かってて聞いたんだもん。

ジスはこれからも
私のジスでいてよ。

.

毎日こんな日々が続くだけで私は幸せだって思ってたけど、週3のアルバイトに加え文化祭の準備で1ヶ月は大忙しだった。

ジスと一緒に帰れる日なんてほとんど無くて、
なんなら家に帰ってくるのも遅いからあまり喋れてない。

もうアルバイトなんて辞めようかなと思ったけど
アルバイト先の人がすっごく優しいから一応続けている。

スンチョルっていって、同い年で近くの大学に通う男の子なんだけど、
私がミスしても庇ってくれるし、
学校で疲れてバイトに行ってもいつも話を聞いてくれる。

ジスに聞いてもらえない分、スンチョルに話すから
余計にジスとの会話は減ってしまった。

でもジスは文化祭行くね！って
学校のホームページをチェックして言うもんだからびっくりした。

たったそれだけでまた私は舞い上がっちゃうから自分が嫌になってくる。

ジスが来るなら、休憩時間は絶対ジスと回ろう。

ジスにも一緒に回ろうねって言うと
いいの？ってニコニコするからもう待ちきれない。

いつも一緒にいるイェナとジョンハンには最初から、兄が来るから一緒に回れないって断りを入れておいた。