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体育館には、あれから行かなくなった。
だって、人前でキスなんて恥ずかしいもん。
今は、休み時間。
翔陽と私は、同じクラスである。
ちなみに、今の自分の体勢は、
翔陽の膝の上に座り、
お腹ら辺を両手でがっしり囲まれてる感じ。
『ねぇ、翔陽。みんな見てるし。離してよ。』
日「え〜、いーじゃんか、見せつけてやろーぜ！」
そう言った翔陽は、頬にキスをして来た。
私達は、いっせいに
クラス中の視線を浴びた。
私は、赤面した。←切実に
こうなったら、最終手段。
翔陽の耳元で囁く。
『…翔陽。家、帰ってからにしよ？ね？』
日「本当か！分かった！」
すんなりと離れてくれる。
ホッとする反面、
少し寂しい気持ちになる
自分。
やっぱ、キス魔な翔陽も…
日「家でめっちゃキスできるな‼」
『…ごめん。やっぱ、無理。』
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作者名：ネコ派？ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/orazu/
作成日時：2017年6月30日 7時
