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「なっ、何！？ちょっ、どうしたの！？マジで何！？」
「…………ごめん」
「えっ……」
「母さんから全部聞いた」
「っ……」
「ごめん」
「っ…別に新之助謝るようなことしてないじゃん…」
「……Aが俺のせいで無理してるの知らなかったし。ボーダー入ってAの事考えてるふりしてたけど何にも考えられてなかった」
「っ……」
Aは俺の胸に顔を埋めて少し震えていた。泣いているのだろうか。
「それに頭ごなしに怒鳴ったりしてごめん」
「……私も…意地はらないでちゃんと話せば良かった…っ」
「！？」
それからAは堰を切ったようにボロボロと泣き出してしまった。今までこんな風に泣かれたことのない俺は慌てふためく
「……っ新ちゃんこんな私でも苦手にならないっ…？」
「Aを苦手になるわけないでしょ。Aはどんな喋り方しようがどんな服着ようがさくら何だから」
「……っなにぞれ…バカみたいじゃんっ」
「はぁ？」
「今まで悩んでた私バカみたいじゃぁん」
Aはそう言うとまたボロボロと泣いてしまった。
あやそうと背中に回していた手をとんとんと動かしているとふと気がつく。
この部屋には他にも人がいることに
「っ！？！！」
「あっ、やっと気付いた？」
「辻ちゃんAの事しかみえてないんだもーん」
「あ、気付いてなかったんですか。気付いてやってるもんだと思ってました」
「辻くん入ってきた時からすごい必死な顔してたからびっくりしちゃったよー」
部屋には迅さんと小南さんと烏丸くん、ドアの所に宇佐美さんがいた。
今のやり取りが全て見られていたことに気付き顔に一気に熱が集まる。
「新之助気づいてなかったの…？」
「…………無我夢中で」
「なにそれ」
鼻が赤いAの笑った顔は俺の知ってるAの笑顔で何だか気が抜けた。
「帰ろ」
「うん」
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雪見大福(プロフ) - 続編？があると期待して待ってます!これからも無理せず頑張ってください！ (2023年3月18日 20時) (
レス) @page35 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
白 - 多々出てくる「ああゆう」「そうゆう」ですが、正しくは「ああ言う」「そう言う」です。前者は文語体ですので誤りです。 (2022年12月26日 20時) (レス) id: 6452396e63 (このIDを非表示/違反報告)
いち - 続きが楽しみです！更新待ってます!! (2022年6月5日 11時) (レス) id: 86e64ecd67 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 第二幕(？)楽しみにしてます♥ (2022年5月22日 19時) (レス) @page35 id: 9d6ac1eb8d (このIDを非表示/違反報告)
うみ(プロフ) - 第1幕！？続きがあると期待していいですか！？ (2022年3月25日 22時) (レス) @page35 id: 9a2ffdd6e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MW(ミウィ) | 作成日時：2022年2月27日 15時
