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手越side
スーツケースは玄関に置いたまま
タカとソファに座って話す
錦戸くんのところに行くのか聞かれたけど
そんなことしない
一緒にいたいと思うのはタカだけ
きっと信じてもらえないから言わないけど
「……しばらくホテルに泊まってマンション探すつもりだった」
「……1人で？」
「…当たり前じゃん。俺、いくつだと思ってんの」
「俺がいないと眠れないのに」
……そう
タカの言う通りだ
そもそも一緒に暮らし始めたのだって
俺を心配したタカが提案してくれたからで
この人の側でだけ安心して眠ることができる
タカもそれが分かっているから
ずっとそばにいてくれた
俺が1人で眠れないことを忘れるくらいに
この人は、どれだけの想いと時間を俺に注いでくれたんだろう
本当は、1人の時間を誰より大切にする人なのに
「手越は……俺といると苦しい？」
「え……？」
「俺……お前には笑っててほしいわ」
タカは少し涙声で
だけど優しい表情で静かに言った
「……いいよ。お前の好きにしたらいい」
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りお(プロフ) - ○○さん» 温かいコメントありがとうございます(^^)。楽しんでいただけて嬉しいです。拙い物語ではありますが、これからもよろしくお願いいたします(^^)。本当にありがとうございました。 (2019年4月14日 22時) (
レス) id: 39ae58946e (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - 咲凜さん» 初めまして。温かいコメントありがとうございます(^^)。とても嬉しかったです！励みになります(^^)。またよかったら覗いてやってください。本当にありがとうございました(^^)。 (2019年4月14日 22時) (レス) id: 39ae58946e (このIDを非表示/違反報告)
○○(プロフ) - 完結お疲れ様でした！めっちゃおもしろかったです！りおさんの作品は心理描写が上手で引き込まれてしまいます。続編、新作。楽しみにしています(^^) (2019年4月14日 21時) (レス) id: e95240eb5e (このIDを非表示/違反報告)
咲凜(プロフ) - 初めまして、【あいにだかれて】とても面白かったです！手越さんの心情描写がリアルで読んでてすごくド キドキしました！これからも小説頑張って下さい！ (2019年4月14日 20時) (レス) id: 05def6a066 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りお | 作成日時：2019年4月4日 20時
