お日様みたいな人２【ＴＨ】完 (ページ10)

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６０ＪＫページ10

スヒョンからの情報でAさんが居るという店の前まで来たは良いけど

「もし居なかったら・・・」

ナムジュニヒョン、それに１番はテヒョニヒョンの悲しそうな顔が思い浮かぶ

居なかったら居なかったでまた探せばいい

その為に今回何も言わずに来てるんだ

グッと足に力を入れ、店の中へと踏み入れる

カランカラン

「いらっしゃいませ～！」

暗すぎず、かつ落ち着いた雰囲気の店内には

女の人が好みそうな物が綺麗に並べられていて

その奥にあるレジにはナムジュニヒョンに画像で見せてもらった女の人が居た

居た・・ヒョン達が探していた人が・・

時が止まったような感覚に襲われる

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TH「・・・俺、Aが良いんだ。あの悩んでた時、唯一の癒しで全部を受け止めてくれて・・真っ暗だった俺を照らしてくれる太陽みたいな存在なんだ。」

TH「いつも元気で、いつも笑顔で・・Aの明るさにたくさん助けられて。今の俺があるのはAのおかげなんだよ。」

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そう言ってたヒョンの言葉が頭に浮かぶ

いらっしゃいませと言った時の笑顔と声は
本当に優しくて、明るい向日葵のような暖かさがあった

「何かお探しでしょうか？」

Aさんの声にハッとして、返事をする余裕もなく携帯を取り出し

ナムジュニヒョンに連絡を入れる

ジョングク見つけました、Aさん

そう送り携帯の画面からAさんへ視線を移す

雰囲気が少し、ほんの少しテヒョニヒョンに似てる・・

ブブッ

携帯の振動でもう一度携帯を見ると

ナムジュニヒョン本当か!?どこに居る!?

文面からも慌ててる様子が分かり、フッと笑みがこぼれる

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