番外編::夢主の過去編�� ページ42
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A『........ﾝ､あれ......ヒサメちゃんは??』
ある日、朝起きるとそこにはヒサメちゃんの姿は無かった。
その代わりにあったのは目を開いたまま俯いている......カンナがいた。
”唖然”.........と言うより、”絶望”の方が正しいかもしれない。
A『......カンナ??』
カ「.........ヒサメちゃんが、廃棄になったって......。」
A『......えっ。』
それを聞いた途端、私は目を見開いた。
ヒサメちゃんが.........はい、き??
カ「.........闘おうとしないから、廃棄したって。」
A『......。』
あぁそっか。浮かれすぎてたんだ。
自分の立場を理解していた気になっていたんだ。
私は実験動物。こんな事を思っても仕方がない。
だけど、今は.........
A『カンナッ.......。』ｷﾞｭｯ
ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
寄り添ってもいいよね。
”仲間”だから.........。
それからはヒサメちゃんのいない日々が続き、気がつけば数年が経っていた。
カンナも少し変わってしまった。
カ「.........っなんで、なんでアーシ達を置いて行ったんだよ‼️」
こうやって、たまに1人で呟くようになった。
A『......カンナ、ご飯食べいこ。』
カ「.........うん。」
私にはどうする事もできない。ただ、寄り添う他できない。
どうしたらいいか.........分からない。
カ「え、なにそれ‼️絶対痛いやつじゃん。」
A『うーん、痛かったねぇあれは。』
カ「よく耐えられるね.........アーシ絶対泣く‼️」
普通に接してきてるけど、心の奥底では悲しみがあるんだろう。
それを私は分かっていた。
日が過ぎていくにつれて、カンナの中でヒサメちゃんへの気持ちも複雑なものに変わっていっている。
仕方ないことだ.........そう言いくるめていいのだろうか。
A『........カンナ。』
カ「ん？どーしたの?」
A『......ううん、なんでもないw呼んでみただけw』
カ「なにそれー?w」(｡･ω･)σﾞ ﾂﾝﾂﾝ
A『ﾁｮｯ......擽ったいwww』
そして、いつの間にかヒサメちゃんがいなくなってから....
約8年が経っていた。
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ぱんだ - すっごく面白いです！こんな作品を作っている作者様に尊敬しかありません！ずっと応援してます！ (2022年9月4日 17時) (
レス) @page22 id: 13de8b8d55 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきねこ - おもしろいです！敵側の小説ってあんまりないから見ててワクワクしました！アハト君…しゅき(( 作者様のペースで更新頑張ってください！！ (2022年8月14日 16時) (レス) id: 4fca5b8289 (このIDを非表示/違反報告)
エルフ - 続きを待ってます！ (2021年11月18日 16時) (レス) @page3 id: fee9a99fc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yumui x他1人 | 作成日時：2021年9月18日 19時
