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2 : 狂 気 ページ3
『 お母様 っ ！ 』
ぎゅっ と小さな体躯でお母様の体に抱きつく 。
白い髪と優しい声色はとても穏やかで綺麗で好きだった 。
そんなお母様が狂気に至るなんて誰も思わないでしょう ？
そもそも結婚することが行けなかった 。
個性婚は愛も哀もない 、 只の取引に同然 。
結婚は個性を受け渡す儀式 、
育てる 、 育児することは動物などを飼育するのと同じ目的でしょう 。
求められているには人格でも 、 顔でも ない 。
弱肉強食 、 そんな言葉はこの家庭に会うだろう 。
強さと個性のみが評価される対象だから 。
お父様が求めているのは
自分の意思を押し付けて満足 ？
自由を取り上げて 、 子供を闇に落として楽しい ？
私はお父様から感じられるのは 、 邪魔だという悪意と 、 個性への執着 。
それのみ ＿
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作者名：??. り ぃ | 作成日時：2021年2月15日 22時
