2 ． 死 刑 ページ3
回想シーンが流れる 。
五 「 ってな訳で改めて君死刑ね 」
明らかに嫌そうな顔をする悠仁 。
ウケる 。 と呟きながら写真を撮る
虎 「 回想と展開があってねーんだけど 」
それな 。
五 「 いやいや頑張ったんだよ 」
五 「 死刑は死刑でも執行猶予がついた 」
虎 「 執行猶予 … 今すぐじゃねぇってことか 」
『 そう … 一から説明するね 。』
『 これは悠仁が食べた呪物と同じモノ … 全部で20本ウチではその内の6本を保有してる 。』
虎 「 20本 … ？ ああ手足で 」
『 否 、 宿儺は腕が4本ある 』
そう言うと悟さんが指を壁にぶつける 。
『 見ての通りこれは壊せない 。 それだけ強力な呪いなんだ … 日に日に呪いは強まるし現存の術師じゃ封印が追いついてない 。 そこで悠仁 。 君が死ねば中の
五 「 うちの老人共は臆病でね 、 今すぐ君を殺せと騒ぎ立ててる 」
五 「 でもそんなの勿体ないでしょ 」
虎 「 勿体ない ？ 」
五 「 宿儺に耐えうる器なんて今後産まれてくる保証はない 。 だからこう提言した 」
五 「 どうせ殺すなら全ての宿儺を取り込ませてから殺せばいい 」
思わずその言葉に息を飲む 。 20本全てを集めるという意味もその言葉には詰まってると考えるとゾクッと体が騒ぐ 。
五 「 上は了承したよ 、 君には2つの選択肢がある 」
五 「 今すぐ死ぬか全ての宿儺を見つけ出し取り込んでから死ぬか 」
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作者名：＊ . り ぃ | 作成日時：2021年3月5日 6時
