ひつじ ページ15
とりあえず【虫】の情報収集から始めようかな
片っ端から
お、ちょうどいいとこに
『すみません、最近虫とか見てませんか』
潔「え？虫？んー、俺は特に見てないけど
どうしたの？」
『ううん、何か最近、虫が出るって聞いて』
千「そーいや、最近よく“ムカデ”出るんだよなぁ」
凪「そうそう、めっちゃ気持ち悪いよねー」
潔「まあ、山の中だしな、仕方ないよな」
『そうですか
ありがとうございます』
ある程度わかった
お礼を言って4人に背を向けた瞬間
服の裾を掴まれた
凪「ねぇ、A
食堂までつれてってよ」
『嫌です
やらなきゃいけないことがあるので』
凪「そんなの、あとでいいじゃん
連れてってー」
しつこい、挙句には後ろから覆いかぶさってきた
潔「おい！凪！Aさん困らすなよ！」
千「ま、いーんじゃね？俺もAと食べたいし」
凪「ね？いいでしょ？」
潔「(てか、千切と凪Aさんのこと呼び捨てで呼んでるし、そんな仲良いのか…？)」
仕方ない
『わかりました』
食堂ってこんなに賑わってるんだ
千「俺、Aの隣な」
凪「え、何言ってんの
Aは俺の横で食べるんだよ」
と言い争う2人、潔さんは仲裁に入ってる
埒が開かないと思い、
他の席に移動する
離れた静かなところに座って食べていると控えめに声がかけられた
氷「となり、ええ？」
氷織羊、かわいい選手、としかイメージがない
『どうぞ』
氷「おおきに」
可愛らしく微笑む氷織羊
氷「Aちゃん、いっつもそれやなぁ」
と氷織羊が指差したのは一切れのケーキ
いつもこれ
“これしか食べたくない”
氷「そんなんじゃ栄養偏るで？」
『大丈夫です
お昼と朝はちゃんとしたの食べてますから』
氷「そうなん？
Aちゃんは何ケーキが好きなん？」
『ショートケーキ』
間髪入れずに答えると
んふ、とこれまた可愛らしく笑った
氷「そんな好きなんやね」
可愛らしい氷織羊の中に感じる虚無感には見て見ぬ振りをした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 226人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蔓(プロフ) - やぁでぅんさん» ありがとうございます！🥹 (8月2日 15時) (
レス) id: 1cf9190c20 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - すごいおもしろいですね！！チェンソーマンとブルーロックの面白い話を探してたんです！！これからも無理のないように更新頑張って下さい！！ (8月2日 14時) (レス) @page18 id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
蔓(プロフ) - ありがとうございます！！！！！黒崎の絵待ってます！！更新頑張ります😭😭 (7月20日 16時) (レス) id: 1cf9190c20 (このIDを非表示/違反報告)
新種のサル(プロフ) - ななななんですか！？この面白い話は！！最高なんですけどありがとうございます！！よろしければ夢ちゃんの絵描かせて頂きます！めちゃくちゃ応援してまぁぁぁす！！！ (7月20日 16時) (レス) @page13 id: afc1830c33 (このIDを非表示/違反報告)
蔓(プロフ) - シャケ嬲りバイトリーダーさん» 励みになります！ありがとうございます🥹 (7月17日 22時) (レス) @page13 id: 1cf9190c20 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蔓 | 作成日時：2023年3月27日 14時
