朝の一時 ページ7
｢Aさん、起きる時間ですよ｣
Aさんの上半身がベットの外に出てしまっている、どうしてこの状況で起きずに寝ていられるのか…
｢その体制では体を痛めますよ｣
落ちている体をベットの上に戻すと、Aさんは毛布を抱き締めて次は壁の方に寝返りをうってしまった
あぁ、その毛布に私はなりたい…いや違う今はそうではない
｢ベットの外に体を投げやるよりはいいですが、今はそっちではありません｣
Aさんの上半身を持ち上げて無理にでも起こさせる
するとどうした事か、Aさんは私の首に腕を回して抱きついてきたのです
｢朝から私とのお戯れをお望みですか？｣
何時ものAさんは消極的なのに、睡眠が絡んでいると積極的になるんですから、そういう所ですよ
あぁ…可愛い…愛らしい…今すぐにでもAさんを食べてしまいたい、だが今食べてしまうと不審に思って見に来たヒーローに見つかってしまう…
Aさんの顔がすぐ近くにある、今だけ積極的なAさんに少しだけ答えますか
唇を合わせて何度も軽くキスをし、4回目のキスで舌を入れて深いキスをする
口を話せばびっくりしているAさんの顔が見えた
｢ふふ、おはようございます、今日の朝は何時もと違って積極的でしたね｣
─
｢ねー、アダムとハビー遅くなーい？｣
｢手こずってんだろ、Aを起こすのは至難の業だからな｣
巫山戯て寝てるAを起こそうとしたら酷い目にあったからな…あれは忘れねぇよ
｢サッチー、ちょっと2人の事見てきてよ｣
｢あ？なんで俺が？｣
｢いいからー！早く！｣
ちっ、なんで俺様がこんな事を…
渋々Aの部屋の前に移動する、開けていいのか分かんねぇから透視で中の様子を確認する
｢…！！？｣
ばっ、こんなの絶対開けられるわけねぇだろ！ふっかいキスしやがってよ！
透視で確認してよかった、この状況で思わず開けた暁には俺の存在が騎士様の手によって消される
…帰るか、俺に出来る事は何もねぇ、というかしたくねぇ
それにしてもアダムもすげぇよな、人の好意は3ヶ月で尽きるって言うのに1年以上も好きで居続けてんだもんな
｢ねー、どうだった？｣
｢案の定手こずってたぜ、面白ぇからそのまんまにした｣
10分後にアダムとAが揃ってリビングに来た
｢やっとかよ｣
｢すみません…
…？何故私とAさんの顔を交互に見るのですか？｣
｢いや、何もねぇよ、リア充乙｣
｢は？何を…
まっ…！？｣
あ、やべ気付かれた
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リオ(プロフ) - のっきさん» アダム｢是非お楽しみくださいませ｣ (2019年4月16日 16時) (
レス) id: 967c811918 (このIDを非表示/違反報告)
のっき - 新シリーズ…！めちゃくちゃ面白いです！！ (2019年4月14日 18時) (レス) id: c9f0456c30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオ | 作成日時：2019年4月8日 4時
