弓織る彼女〈ワンピース〉 (ページ32)

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３１話ページ32

私は眠りに入り続けることで、体の回復を促し、また覇気の精度を底上げするように集中力を切らさす続ける。

おかげで、一日動けなかったが、最短の二週間のベッド生活で回復。

胸の刺し傷も、すっかり消えた。

そして、エースを助けることをオヤジに言った。

「おめぇ一人で、何ができる。」

「一人だからこそ、できることはある。オヤジ、行かせてほしい。」

「馬鹿が！娘一人にすべてを背負わせる親はいねぇ！！あきらめろ！！！」

「オヤジ！！私は未来が視える！！いくらエースでも無理なことはあるし、エースが負ける未来も視えている！！確実に、奴は力をつけている！！！」

私は新たな未来を視た。

ティーチとエースが戦い、敗れる。だが、その時持っていたのが、水であることを。

「…オヤジ。」

「誰が行かせるか…バカ娘！！全員でいくぞ！！！」

「全員で行ってしまったら、意味がない！！！それじゃあティーチの思うつぼだ！！」

「おれは白ひげだぁ！！！」

オヤジが叫んだ。

私はその覇気に当てられ、驚くが、私は対抗の視線を持つ。

「息子を連れていかれる前に連れ戻せば問題はねぇ！！！ティーチのやつにも、自分の家族を傷つけたことを教えるのが親の務めだ！！！」

私はオヤジをにらみ上げた。

「…オヤジッ…」

「おめぇは、十分だ。自分の体のことだけを考えやがれ、この…バカ娘。」