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『どこから話聞いてた?』


SB「メインはユンギさん、あたりから…」







大事なところ全部筒抜け。








『…あー、やばい。どんどん崩れてく。』


YG「何人知ってんのㅎㅎ」


『ユンギさんとスビンさんだけですよ。』












だけど、テヒョンさんは私が練習生であることを知ってる。



しかも、メンバーも私が練習生であることは見当がついてるって言ってた。




私がXだとバレた今、練習生であることもバレるなんてもってのほかなわけ。



スビンさんはもう全てを知ってしまったも同然かもしれない。













YG「てか、なんで隠してんの?身元隠すため?」


『まぁ、こっちにも色々あるんですよ。』


YG「へぇ、」


『とりあえずこの話は後でにしましょう。ほかも聞かれたらたまったもんじゃない。』


YG「話しかけてきたのお前だけどな。」












嫌味な人だなぁ…。










私はスビンさんを連れて部屋を出た。













SB「…X、なんですか?」


『まぁ、ね。もうバレちゃったし。他言しないでね。したらまじで殺すから。』


SB「言いませんよ。僕だけが知ってたいみたいな欲もあるから、」










そういう言葉を使ってMoaを幸せにするんだ?いいスキルだね?




私は結構言葉遣い悪いし、スラングばっかりの曲書くからリップサービスなんてない。









SB「お願いがあります。」


『なに?』


SB「ここでちょっとラップしてほしいんだけど、」


『なんで?』


SB「あ、お金は払うよ?いくら?5000?あ、もっとかな?」










お金を払ってまで私のラップが聞きたいの?









『そんな払う価値ないよ。』


SB「前々から思ってたんですけど、なんで自分を卑下するんですか?」


『卑下…?』


SB「自分がすごいってこと、もっと自覚したほうがいいよ。」








私がすごい?






『なんで?』


SB「自分の曲が誰かを救ってるって気づいてないの?」


『あんな気持ちぶつけただけの曲が?音だけで音楽になってるような曲が?』


SB「はい。」












スビンさんは嘘をつくようなタイプではない。












『…私は、そんな褒められるような人間じゃない。』


SB「それは、」



















SB「"道化の仮面の下に流れるのは青い液体"だからですか?」



















『…それ、』
















私の、曲じゃん…。

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Xin(プロフ) - リアさん» 長らくお待たせしました…笑 (2022年8月30日 8時) (レス) @page9 id: 6525238330 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - やっとオリジナルの芸名出てきたー!ずっとXかと思った笑笑 (2022年8月29日 20時) (レス) id: ee9fb3ed4d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Xin | 作成日時:2022年8月27日 15時

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