BigHitのつれないあの子、 (ページ35)

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JK「えぇー！！ぎっくり腰！？」

電話から聞こえてくるうるさい声。

『はい、だから、』

JK「病院行った？平気なの？」

『いま、整体に行くらしいんですけど、』

JK「うん、で？」

なんか最初この人、私の顔見て緊張してたはずなんだけど…、よく喋るようになったわ…。

『この人たちの監視してなきゃいけなくて皆さんとご飯食べるって話やっぱりキャンセルしてください。』

JK「え、キャンセル？」

てか、無理やり食べようって約束こじつけられただけなんだけどね。

ミンユンギにおいては情報を使って威してくるし。

脅迫の被害届出そうかな。

JK「トゥバとも一緒にご飯食べるんじゃだめですか。」

『は？』

JK「だってほら、ヒョンたちは楽しみにしてるし、そっちの監視？も必要ならちょうどいいかなって、」

『いや、それはちょっと、』

JK「予定合わないかな？」

そういうことじゃなくて普通にそのふたグループの間に私がいるって状況が嫌。

SB「大丈夫、ですか？」

『大丈夫。』

JK「大丈夫！？じゃあ、ヒョンたちに伝えとくよ！」

『あ、ちが、』

否定の言葉を聞かず切られた電話。

ツー、ツーと言う無機質な音が私をイライラさせる。

『あー、チンチャパボヤ…。』

SB「A、さん、？」

私の顔色をうかがっているようだ。

『あの、今夜空いてます？』

BG「デートに誘われるみたいㅋㅋ」
　「やぁ！冗談ですよー！そんな目で見ないでㅎ」

『BTSのメンバーさんが一緒にご飯食べませんかって言ってるんだけど、』

なんでこんなこと私が伝えなきゃなんないの。

KT「行きたい。」

『…断ってくれることは期待してなかったよ。』

KT「BTS先輩からのディナーを断るなんてありえない。」

『あー、あ頭痛い。悩みの種がこうふつふつと増えていく。誰かのせいで。』

この人ホントに腹黒い…。
こんな腹黒い人の隣にいたらヒュニンカイさんまで腹黒くなりそうで心配。

HK「なんですか？」

ニッコリと天使のような顔でこちらを見るヒュニンカイさん。あぁ、この人本当にかわいい。

『いや、かわいいなって思っただけ。』

YJ「え、」
BG「え！今可愛いって言いました！？」

『はい、』

KT「可愛いなんて褒め言葉使えたんだ。」

は？？