検索窓
今日:31 hit、昨日:4 hit、合計:281,370 hit

ページ29

自分の身を明かして口止めするのが懸命な判断といったところだろうか。


私は結露し始めたアールグレイの入ったボトルに触れた。







『カン テヒョン。』


KT「なんですか、急に。」


『'02だっけ?』


KT「はい。ヒュニンカイもですよ。」














高校3年生、か。


あぁ、年上なのか。てっきり同じ歳だと思ってた。













KT「年齢、教えてくれるんですか。」


『知りたい?ㅎ』


KT「僕と同じ年ですか?それとも年下?」


『年上っていう選択肢はないの?』


KT「ないですよ。容姿端麗だから年上にも見えなくないですけど話してる感じが、」














洞察力に優れてるみたい。

歌詞書かせたら面白そうじゃない?















『'03生まれ。17歳の高校2年生。まぁ、高校行ってないんだけどね。』


KT「なんだ、年下か。同じくらいかと思ってたよ。」














年下だとわかった瞬間敬語外れるんだ。















『それから、私はBigHitの練習生。練習生になってまだ1年。歌、ラップは上々、ダンスは人並み。どう?これで満足?』


KT「大事なところが全部抜けてる。」


『大事なところ?』


KT「作曲はできるんですか?なんでアルバイトなんてやってるんですか?嘘ついてたのはなんでですか?」


『……もともと曲を作る側の人間で、パンPDに仕事をもらって、そこっから打ち合わせに会社に行ったときに言われたの。








"質のいい機械、集中ができる空間を与える代わりにうちの事務所に所属しないか?"










みたいなことをね。最初は断ってたけど機材の話聞いてたら私の家なんかよりすごいからさ、気になってさ、』



KT「騙されて入ったとか言わないよね?」


『まんまと騙されたね。PDにしてくれるって言うからよくわからない書類にサインしたんだけど、気づいたら練習室に送りこまれてダンスしてたよ。』













まぁ、メガネダヌキの話術が長けていたってことだね。


それから私がきちんと書類を読まなかったこと。私も悪いっちゃ悪いんだけどね。














KT「…災難。」


『ははㅎ 哀れんでくれるの?ㅎㅎ』


KT「伝説の練習生2世っていうのはやっぱりAさn、Aのことなの?」









わざわざ言い直されると腹立つんだけど?










『私は認めてないよ。周りが勝手にその恥ずかしい仇名で呼んでるだけ。』


KT「ヨンジュ二ヒョンが聞いたら泣くと思うな。」







勝手に泣いてろ。

↓→←↓



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (298 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1001人がお気に入り
設定タグ:bts , TXT
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Xin(プロフ) - リアさん» 長らくお待たせしました…笑 (2022年8月30日 8時) (レス) @page9 id: 6525238330 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - やっとオリジナルの芸名出てきたー!ずっとXかと思った笑笑 (2022年8月29日 20時) (レス) id: ee9fb3ed4d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Xin | 作成日時:2022年8月27日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。