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散々食わされて作業室に荷物を取りに行こうと部屋を出たら廊下を何度も行き来する人たち。
いや、もう12時近いのになんでこんな慌ただしくしてるんだろう。てか、社員さん忙しくない?めっちゃブラック。
JK「何かトラブルですかね…。」
YG「誰かの熱愛じゃねぇのㅎㅎ」
『自分かもしれませんよ。』
YG「勝手に言わせとけ。俺は何もないから。」
何故かついてくるこの人たち。何かトラブルがあったようだけど正直私にはあまり関係ない。
と思ってた矢先、ユンギさんに電話がかかってきた。
YG「うわぁ、面倒くせぇ…。」
JK「誰ですか?」
YG「マネヒョン。」
パクさんも大変だな。きっと婚期も逃すだろうなぁなんて考えながらパクさんの少しぽよっとしたお腹を想像した。
YG「は?いや、ここにいますよ。」
驚いた様子のユンギさんと、内容を聞きたくてウズウズしている様子のジョングクさん。
YG「え、だから、ばったり会ってご飯を一緒に食べてたんですよ。いや、11時前くらいです。」
なんとなくわかった。多分私のことだ。
YG「マネヒョンから。おまえに変われって。」
渡されたユンギさんのスマホからはパクさんの声が聞こえてきた。
『なんですか。』
「なんですかってお前さぁ〜、めっちゃみんなお前のこと探してんの。」
『なんでですか。』
「お前がいなくなるからだよ!」
『私別にいなくなってないですよ。ただ食事をとってただけです。』
はぁー、とため息をつくパクさん。
いや、早とちりでしょ。私悪くなくない?
「とにかく、ジョンソクさんが来てるからパンPDのところに行って。」
『は?え、待って。なんでジョンソク来てるんですか?』
「お前が不良だからだよ。早く来いよ。」
ブチッと切られた通話。スマホをユンギさんに返して私はメガネダヌキのところに行くことにした。
JK「行っちゃうの?」
『はい。帰ります。』
YG「気をつけて。」
『…お疲れ様です。』
その後ジョンソクとメガネダヌキに軽く説教されジョンソクに手をガッチリと繋がれたまま部屋を出た。
ジョンソクの顔を見て安心した私は完全に油断していた。
手を繋いで歩いてるところを見られて思わぬ誤解を生むことになるとは思わなかった。
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Xin(プロフ) - リアさん» 長らくお待たせしました…笑 (2022年8月30日 8時) (レス) @page9 id: 6525238330 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - やっとオリジナルの芸名出てきたー!ずっとXかと思った笑笑 (2022年8月29日 20時) (レス) id: ee9fb3ed4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Xin | 作成日時:2022年8月27日 15時