隣の部屋に引っ越してきた人が推しだった件について (ページ23)

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第20話ページ23

「「「いただきまーす」」」

やっと朝ごはんが食べられる。ちょうどお腹もすいた。

「そういえば、今日って仕事お休みなの？」

海「うん。休みだよ」

拓弥「何しよっかな…」

海「Aちゃんは予定ある？」

「特にはないけど…お菓子作りでもしようかと…」

海「へー！Aちゃんお菓子作りも得意なんだ」

拓弥「買い物行きたいな…」

海「あ、だったらAちゃんも一緒に買い物行かない？」

「良いですよ。ちょうど材料とか買いに行こうと思ってたし」

海「じゃあ行こう」

拓弥「そしたら、それぞれ一回家戻って準備してまた此処集合にしよ～」

海「OK、また此処でねAちゃん」

二人も一度家に帰ったことだし、早く着替えとかしよう
待たせちゃ悪いしね。

それにしても…

「…どれ着よう…」

今の時期寒いからお洒落しにくいんだよな…

冬っぽい色のニットと赤みがかった短めのチュールスカートに黒タイツとかでいいかなー。

「あ、メイクしてないわ」

急がないと、二人が来てしまう。

「…終わった…」

案外早く準備が終わったので、朝ごはんで使った食器を洗っておくことにした。

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

「はーい、どうぞー」

ちょうど二人も来たところだし、コートを着る。

海「あ、もう出られそうなんだね」

「うん、すぐ出れるよ」

拓弥「じゃ、行こ」

あ、靴のこと考えてなかった。
…ヒールが低めのボルドーのパンプスでいいよね

海「どこ行くー？」

「近くの少し小さめなショッピングセンターは？」

拓弥「それよりだったらそこよりもう少し遠いけどデカイショッピングセンターの方が良くない？」

「あ…拓弥くんの方で良いよ」

海「じゃあ、出発！」