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侑李side
それから2人で帰ったり、遊んだりした
「あの時、侑李が守ってくれなかったら今頃どうなってたんだろうね」
Aはよく僕のことを神様と呼んだ
小学校を卒業しても同じ中学校に進学した
中学校ではよく付き合ってるってからかわれたっけ
僕は嬉しかったけど
「侑李はさ、どこの高校受けるの?」
侑李「まだ決めてないんだよね」
「わたしさ、平成高校に行くことにしたよ」
侑李「え」
平成高校はそれなりの進学校だった
それからAは必死に勉強していた
それに影響されて僕も必死に勉強した
侑李「俺も平成高校、受けるよ」
Aと離れることが考えられなかったから
「そっか!お互い頑張ろうね!」
そして2人とも合格した
だからこそAが先輩と付き合ってるって聞いた時は落ち込んだな
同じクラスだから話さないこともなかったけど
Aとは違う次元に住んでいるような気がしてた
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作者名:ひらり | 作成日時:2018年3月17日 22時