全員助けちゃいますからああああああああぁぁぁ！！？？【鬼滅の刃】弐

漆拾玖 ページ36

『不死川さん貴方が腕を切る必要はありません
そんなに証明して欲しいなら

私が証明して見せましょう』


てかさっきから炭治郎喋ってねえな


不｢お前、稀血でもなんでもねぇだろ｣


『私皆さんに話してないこと沢山あるんですよ
その1つが"稀血"ですかね』


し｢何故そんな事早く言わなかったんです
それなら藤の花の香袋もあげましたのに...｣


チッチッチッ


『炭治郎くん、君は鼻がいいから分かるよね
藤の花の匂いくらい』


炭｢はい！｣


強力な藤の花の香袋とは言え私が結界を張ってるなら匂いを嗅ぎとるのは難しい


でも感情すら匂いで嗅ぎとれるぐらいの炭治郎なら余裕だろう


藤の花の香袋持ち義勇さんの方に投げる


『義勇持っててくれない？
あ、未成年の皆さん匂いは嗅がない方がいいですよー』


炭治郎には即座に布を当ててあげてちょっと離れる


宇｢ｸﾝ....？これは甘い匂い？｣


『私の藤の花の香袋、かなり強力なやつなんですよ
鬼に嗅がれたら1発で襲われますし、人でも分かるのでね』


まさかこんなの有り得るのかと、思うのだが私の稀血は人でさえ匂いが感知可能


しかもこの匂い甘ったるい癖に未成年の場合だと酒を飲んだ人みたいになるからね


『私は禰豆子さんと会ったのはこの香袋を持っている状態でした
もし、香袋を持っていない状態で襲わなかったら証明になりますよね？』


不｢....チッ｣


煉｢そうだな！それにしても本当に甘ったるい匂いだな！｣


『あんま嗅がないでくださいねー』


お館様の方を見ると目は見えないが察したように


お｢A頼むよ｣


『お任せ下さい』


✂――――――ｷﾘﾄﾘ――――――✂

ここで大正コソコソ噂話

夢主ちゃんの稀血について、

この事に気付いたのはなんと那田蜘蛛山行く前なんだって！

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