全員助けちゃいますからああああああああぁぁぁ！！？？【鬼滅の刃】

拾 ページ12

最終選別が明日へと、迫った


そして、お父様に呼ばれました


『失礼します』


父｢お前に渡したい物があってな｣


そんな事を言い、出して来たのは


綺麗な羽織だった


上から下に掛けて紺色から白色に


そして夜空に散りばめられた様な星模様


とても綺麗だった


『とても綺麗ですね...』


父｢ああ、この日の為に作っておいた
いいかA、よく聞くんだ
明日の最終選別では沢山の人が来て沢山の人が命を落とす
出来るだけでいい
その場で出来た友達でもいい
1人だけでもいいから人を助けなさい
分かったね？｣


『はい！』


父｢そしてなんだが明日持っていく刀は星虹家が代々伝わる刀を持っていきなさい
それは星術と呼吸、両方を使える者しか色が変わらない日輪刀だ
生涯お前が使う物になるだろう｣


差し出された刀は強い星術の力を感じた


触れると何かが弾け飛び、それが星術だと分かる


長年この力で守って来たのだろう


刀を抜くと、刀身は綺麗な夜空になった


満天の星空が刀身に映っていた


父｢おお...これは綺麗だ｣


『そうですね』


そんなこんなでお話をしていたらもう夕暮れ


早いなぁ


母｢夕飯の支度が出来ましたよー！｣


今行く、とお父様が伝えその場を後にした


......


なんでこんな静かなんだよ(((


そんなに最終選別行かれるの嫌なんですか！？


私は錆兎救いたいんで絶対行きますけど！？


通常運転のままその日を終えてしまったのだった



✂――――――ｷﾘﾄﾘ――――――✂

ここで大正コソコソ噂話

実は夢主ちゃんのお父さんとお母さんは、最終選別には行かせたくなかったみたい

理由としては可愛いから傷をつけて欲しくないとか

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