俺たちの秘蜜

日記28日目 ページ29

・



TH「お邪魔しまーす！！」


「…………………はぁ」




なんでこんなことになったんだろうと

背中からグクの冷えた視線を感じつつ頭を抱えた




―――――…


―――…

―…




「え、嫌だよ」



TH「えー、行く！絶対行く！！」




グクの話をしようとしたら急に私の家に来たいって言い出したテヒョン





「今日じゃなくてもいいじゃん」



TH「でも、次はないでしょ？」



「そんなことないよ」




うそ、当たり




誰であろうと男の人を家に呼ぶのはグクが良く思わないのは分かってるから





わざわざそんなことするほど私もバカじゃない




TH「なんで嫌がるのか分かんない

理由でもあるの？」




「別に…忙しいからだよ」




TH「ふーん」





すごく納得出来てませんって
顔に書いてある





TH「じゃあ忙しくない日教えてね」





しぶしぶって感じだけど




まさか引き下がってくれるとは思わなくてホッと胸を撫で下ろしたのもつかの間




その日からテヒョンは毎日私のところに来ては
今日の予定を聞いてきた




最初は忙しいから無理って言えてたけど






TH「そんなにずっと暇がないわけないよね？」




「私は忙しいの！！」




TH「嘘、いつも家帰ってゴロゴロしてるの知ってるんだからね？」




「いや怖すぎ！なんで知ってんの！？……あ」




言ってからカマをかけられていたことに気がついて




ニヤッと笑ったテヒョンが目に入った



・

日記29日目-JK-→←日記27日目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す