俺たちの秘蜜

日記21日目 ページ22

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離れても見つめ合えばどちらかともなく合わさる唇




でもそんな時間もずっと続くわけがなく





JK「俺、もう寝るから」




とグクの一言で中断された



熱があったのに余計に上げるような無理をさせてたと思う…


でも




良いところで切られたもどかしさが私のグクへの気持ちをより倍増させた





もっとしたい





キスだけじゃなくてもっともっとその先も





キス




拒否しなかったというよりは出来なかった






これじゃあ普通の姉弟でいれるのも時間の問題だ







姉である私がしっかりしなきゃ


グクのためにも





なんて





グクのためにもって綺麗な言葉だよね




笑っちゃう




私は弱い人間だ






グクのためにって綺麗な言葉で片付けて自分に覚悟がないことから目を逸らしてる







グクと想いが通じ合うことで後ろ指を指される覚悟はまだない





もし姉弟でなんて親に知られたらどう思う？




悲しむに決まってる






全てを捨ててグクだけがいてくれればそれでいいなんて私はまだ思えない



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