初恋の終わらせ方、未来の始まらせ方_you ページ21
社長から、SEVENTEENとAで、話す機会を貰った。
WZ「…お前、なんであんな嘘…」
「嘘なんかついてた？？」
SG「あんなこと言わなくったって…」
「あそこまで言わなきゃ信じてもらえないでしょ？」
JH「俺らなら、大丈夫なのに…本当なの？もう、前の俺らに戻れないの？」
「…今日、この時間をもって終わりにしよう。」
「今までのように、SEVENTEENと私が笑いあっていたことも。あーそういえばこんなのもいたななんて、思い出さないでおこう。」
DN「全部…忘れろってこと？」
「そう、あんなこともあったな、なんて思い出して笑い合うことも。私達はもちろん、みんな同士でもやめよう。」
「…ジフナ…今日で終わりにしよう。」
「ジフナは、これからも私の初恋の人であり続ける。前みたいには戻れない。これから長い月日が経って、元相棒だなんて、昔話のように思い出すこともしないでおこう。」
「ジフナから大切にされていた自分も、
ジフナのことを大好きだった自分も、
全部忘れる。
だから、ジフナも忘れてね。」
WZ「…」
「SEVENTEENの音楽を、共に作り上げていけていたことも、一緒に焼肉に行ったことも、宿舎でテレビを見たことも。全部さっぱり忘れよう。」
DK「そんなの嫌だ…ｸﾞｽｯ…」
「やっぱり、まだまだ子供だった。…上手く近くなったり、遠くなったり…ダメだったね。」
VN「これからだったのに…ようやく会えたのに…」
JH「なんで、無かったことにするんだよ…なんで…こうしなきゃいけないんだよ…！！」
「これが、私なりの終わらせ方だからね。」
「ありがとう。」
この扉を開ければ、
出会う前の私たちに戻る。
止まらない涙と共に、一歩一歩、扉は近づく。
WN「A！！！」
「…」
WN「これで本当にいいの…？」
HS「俺らは…よくないよ？Aも、よくないでしょ？？？」
「人間欲がある限り、どんな選択をしても後悔は生まれるよ？」
「でも、SEVENTEENを信じてもらえるためにしたことなんだから、後悔はないし、よかったって思えると思う。」
「だから…じゃあね！！！」
ｶﾞﾁｬﾝｯｯ
「…ふっ…うぅ…ｸﾞｽｯ…はぁっ…うぅ…」
私は崩れるように座り込んだ。
それは、
心の中の大切な、なにかのように。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 443人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユ ウ(プロフ) - 涙が止まりません、、。すごく好きな作品でしたT T 次とは言いませんが、男の子に扮した女の子の主人公がセブチとして活動するのも読んでみたいです！！！イケメンですねみたいな！！ (2019年3月4日 3時) (
レス) id: 0fa0ce548c (このIDを非表示/違反報告)
かきのたね。(プロフ) - ゆんさん» 初コメありがとうごさいます！ 今ちょうど紅一点のお話にしようと意気込んで製作中です！！よかったら見てください^^ (2019年2月18日 22時) (レス) id: 1c7bd0e6da (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - こんばんは！初コメです^^楽しくお話読ませていただきましたっ紅一点のストーリーぜひ読みたいです^^ (2019年2月18日 21時) (レス) id: 1bbea4203f (このIDを非表示/違反報告)
かきのたね。(プロフ) - bbさん» コメントありがとうございます！意味不明なところだらけの作品なのに読んでくださありありがとうございました！！ (2019年2月18日 18時) (レス) id: 1c7bd0e6da (このIDを非表示/違反報告)
bb - 日本語下手かも知らないけどすみません。ずっと読みました。もし私が全て理解できなかったですが、最後のストーリーが宇治のソロ曲どんな未来だと思ってとても感動しました。素敵なストーリーに出会えてうれしいかったです。ありがとうございます。 (2019年2月18日 10時) (レス) id: 07a456792f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かきのたね。
| 作成日時：2019年2月7日 15時
