君は素直で素直じゃない_WZ ページ39
WZ「…まだ、そうやって思ってたんだ」
「！？…ウジオッパ…」
WZ「Aは必要だし、きっとCARATもそう思ってる。そんなに不安に思わなくても俺らがいる。」
「…私にも有難いことにペンがついてくれてることも分かってます。その人数が段々多くなってきてくれていることも分かってます。」
「でも、昔言われたこと、今も言われていること…頬の傷のことも、フラッシュバックして怖くなるんです。」
「大好きなCARATを…心の底から愛しているのに、そのことを怖く感じる醜さを実感した時のどうしようもない気持ち…オッパにはわかりません。」
真っ直ぐな目の奥に深い悲しみの気持ちが現れていた。…泣いちゃえば楽なのに。
それをさせてあげられないのは、俺らがまだまだ弱いからだろう。
WZ「A…」
こんな弱い姿を見たのは初めてだ。
ひとりで悩んで、怯えて、それでもSEVENTEENを背負って媒体に出てたんだ。
…気づいてやれなかった。
WZ「…気づいてやれなくて、ごめん」ｷﾞｭ
「やめてください…そんな、」
「私こそ…ごめんなさいこんなくだらないこと。」
WZ「くだらなくなんかない。」
WZ「…全部とは言わない。それが無理だってわかってる。でも」
「…」
WZ「俺らで分かち合えるものはあるんじゃないかな。…1人で全部抱え込んで…いかないでほしい」
WZ「Aが感じた怖さ、分かってあげられない。でもそれを和らげて守ってあげることは俺に出来る。どんな方法があるか、たくさん試せばいい。」
WZ「今こうやって、俺が抱きついてて心が落ち着くならいつでも、どこでも、またこうして抱き合えばいい。」
WZ「Aが泣いて、その涙を落としたくないなら、俺が掬ってあげられる。」
WZ「だから…伝わってるかわからないけど…」
「…ありがとうございます。オッパ」
「落ち着けました。」
「…縛られてても進めないですもんね。」
「冷静さを失ってました。」
「オッパ。」
WZ「ん？」
「今日のライブ、楽しみにしててください。」
WZ「ん。楽しみにしてる。」
「よし！！行きましょ！！」
WZ「あ、挨拶だけさせてよ。」
「あーーそうですね。オンマーアッパー、この人は私のとってもとっても大事な人ですよ。…彼氏よりも大事かも。」
WZ「お前彼氏いるのかよ」
「いないですよ」
SEVENTEEN初単独公演まで残り3時間。
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かきのたね。(プロフ) - テンちゃんさん» 返信遅くなってごめんなさい(TT)そう言って貰えて凄く嬉しいです！！！YouTubeとかにも動画あるのでそれも見ながらイメージ膨らませてみてください！！これからもよろしくお願いします！ (2019年3月29日 1時) (
レス) id: 1c7bd0e6da (このIDを非表示/違反報告)
テンちゃん(プロフ) - きゃぁあミンギュとのマウストゥーマウス、、めっちゃにやけました笑 あっ、いつも楽しく拝見させてもらってます♪これからも楽しみにしてますね〜！ (2019年3月17日 22時) (レス) id: f0cadfe404 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かきのたね。
| 作成日時：2019年3月4日 1時
