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ANDO side
河「夏だ!!!」
「海だ!!!」
河•佐「「合宿だーーーー!!!」」
優先輩も、汐恩くんも無事にテストを潜り抜けたようでフルメンバーでの
開催となった夏合宿。
いつもお世話になっている宿にお邪魔する。
「え、ここ、うちのおばあさまの家。」
鶴「ばあちゃん家やん」
優「え、奇跡??」
祖母「純喜ちゃん達いらっしゃいって、あら、Aちゃん、汐恩ちゃん!」
「久しぶり、おばさま。」
鶴「お久しぶりです。お元気ですか。」
祖「元気よー!!そっか、汐恩ちゃんったらこんなとこまで来るなんて…Aもそろそろ答えてあげたら??」
「何が?笑笑 いつも我儘聞いてんねんで笑笑」
鶴「おばあちゃん、もっと言ってください」
河「偶然すぎる!!まさかAちゃんのおばあさんだったとはー」
安「…」
安「奨くん、体調悪いですか?」
奨「いや?めちゃくちゃ元気だよー」
奨「あ、あのさ、とも。」
安「ん?」
奨「今日晩ご飯の後ちょっといいかな。」
安「うん、わかりました。」
奨くんからそう言われるのに何だかドキドキして緊張してきた。
何だか神妙な顔してたからな…
男女部屋に分かれ、荷物の整理をし、他の人たちよりも早く終わった。
この部屋ってのもただの荷物置き的要素しかなさなくて、おばあちゃんが大部屋を特別に貸してくれるのでそこでゲームしながら雑魚寝するのがお決まりだったりするので、そこへ移動。
そしたら、Aちゃんがお茶とか用意してくれてて。
「あ、ともくん。早いな。」
安「準備めちゃくちゃしてくれてるじゃん…いいよそんな…」
「ううん、折角ここを選んでくれてるんだもん!させて?」
安「そう笑顔で言われたらなー、うん、ありがとう。」
「ここさ、昔私とか汐恩とか、親戚の子が遊ぶための部屋だからテレビがあったり、普通の家みたいな感じだから貸さないって言ってたのに、まさか貸す気にさせるなんて…天才?笑笑」
安「それを言えば純喜が天才なのかも。仲良くなってたし。」
「1人が良くても、皆良くないとダメなんだよ。」
「このみんなの醸し出す青春かんが心を掴んだろうね」
「あ、そうだ、ともくん。」
安「ん?何?」
「ちょっと、話、聞いてほしくて。」
安「え?!俺?」
「うん、俺。」
今日は緊張することが多い
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作者名:かきのたね。 | 作成日時:2020年4月5日 1時