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SHION side
学校に転校して来てしばらく。Aには、奨以外に本田くん、傑のクラスメイト、後輩の純喜、安藤くんと仲良くしているらしい。
昼休みはいつもAと食べようとしているが、傑がみんなで食べようとAを離さないから最近は諦めた。ま、余計な女子と関わらんでええし。
河「Aちゃーーーん!!」ガラガラ
鶴「お前、いつまでAのことそう呼ぶねん。呼ぶな、名前呼ぶな」
河「はー、相変わらず大好きなのね汐恩は笑」
こいつは生意気。俺のこと呼び捨てにするようになった。
「そんなこと言って懐いてるくせに」ボソッ
優「ちょ、汐恩顔怖すぎ。で、奨たちに用なの?」
安「失礼しまーすあ、A先輩。」
「ん?」
河「夏休み!!!と、言えば!!!」
本「あー、言うの忘れてた。A、俺らの合宿付き合って。」
「合宿?」
奨「いつも宿に泊まってやってるんだ。折角だし、Aも来てくれたら楽しい夏休みになるかなって。」
「え、いいの?!」
本「優と、汐恩もいくだろ?」
鶴・優「「いく」」
奨とA絶対2人きりになるやん。俺の知らんところでそんなんなるの無理や。
河「絶対汐恩はくるとおもった!!今年の夏!最高の夏にしようぜーーー!!」
「いえーーーい!!!」
優「楽しみ!合宿というなのお遊び!!!」
本「それはいいけど、赤点、気を付けろよ。」
鶴「俺はAいるから余裕。」
優「嘘何そのチート。A!!!ヘルプミーーー!!」
優「ちょっと!!舌打ちすな!汐恩の独り占めにはしない!」
安「ほら、純喜帰るよ」
河「優パイセン赤点気をつけてなー笑笑」
優「あいつっ…」
奨「優、いつもギリギリだし今回の小テスト完全アウトだったやろ?」
本「カバー不可能。点数一本勝負。」
優「そんなん無理!!A助けて!」
「いや、そんなん言われても…てか、あんたもやで?この前の小テスト相変わらずやった。」
鶴「泊まってやる。」
「泊まりません。」
優「こうなったら仕方ない。明後日の土曜、皆私の家来て。勉強会よ!!!」
鶴「傑のアホ」
「アホはあんたや。」ペシッ
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作者名:かきのたね。 | 作成日時:2020年4月5日 1時