検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:114,601 hit

ぷんぷん ページ2

リンタロウ君は、長い服の袖を
バタバタさせながら私の近くに来た。





「Aちゃん、僕は怒ってるよ…!」

『え、ごめん…?』

「わかってないよね」






声のトーンが下がった。
ひっ、怖い怖い…

そんで笑顔なのもさらに怖いよ…

そして心当たりは無い!全く!






『…うん』

「さっきコウ君とずっと話してたよね?
かれこれ1時間…」

『そ、そんなに長かったっけ…?』

「楽しかったから
短く感じたんじゃない?」






うぅ…怖いよぉ…これ怒ってるよね…
いつになくぷんぷんしとる…

嫉妬かぁ…もちもちやきもちかぁ…




いや可愛いけども。





『ごめん、なんかコウとは
意外と話合っちゃったから…
ついつい長くなっちゃってさ』

「…Aの浮気者」

『ちっ、違うよ!
私はリンタロウ君一筋で…』

「じゃあさ、



…なんでコウ君は呼び捨てなの?」

『…あ』






やっちまった…
そんで無意識だった…


なんとか誤魔化さないと…!

疑惑度上がって
GAME OVERになっちゃう…(狼ゲーム脳)




『深い意味は無い…かな』

「本当に?」

『うん、神に誓って
リンタロウ君が好きだよ』

「神なんていないよ」

『空気読むお勉強したら?』

「…とにかく、浮気はしてないの?」

『してないってば』

「…すんすん」

『ちょっ!?』






突然私に抱きついて、
匂いをかぐリンタロウ君。

可愛いけども心臓に悪い…がわいい…





「…ん、男の匂いはしないかな♪」

『嫉妬心強いんだね?』

「……嫌だった?」

『全然嫌じゃないよ、
なんか愛を感じる、嬉しいな』

「…ばーか」






そう言って、リンタロウ君は
私の首に唇を当てた。







『ひゃっ!?』

「…ん、よし。
俺の物って印、ちゃんと首につけたから
しばらくは大丈夫だろ」

『い、痛いんだけどこれ…』

「えへへ、ごめんごめん♪」







彼はころころと表情が変わる。
面白くて可愛いから、私は好きだな。

裏の君は→←ン"ン"ン"ン"



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (176 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
269人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

MIRAI(プロフ) - えと、あの、まだこれリクエスト間に合いますかね、、、?主人公を看病してるリンタロウくんを見てみたいです、、、!! (2021年9月18日 16時) (レス) id: 7700434eb0 (このIDを非表示/違反報告)
度さん - ちさきさん» ありがとうございます!長々となっておりますし、まだ途中ですが、楽しんで頂けるように頑張ります! (2018年5月11日 23時) (レス) id: e6cf0d5dbe (このIDを非表示/違反報告)
ちさき - 主人公がリンタロウ君に嫉妬しちゃって怒るお話からの仲直り(甘々な)がみたいです! (2018年5月11日 2時) (レス) id: ec750d789b (このIDを非表示/違反報告)
紗恵 - ありがとうございました!! (2018年4月26日 13時) (レス) id: ebdd8eb3e4 (このIDを非表示/違反報告)
度さん - そうですあの変態でs(( どうしてもそのネタ書きたかったんです、ありがとうございました! (2018年4月25日 23時) (レス) id: e6cf0d5dbe (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:度さん | 作成日時:2018年4月2日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。