プロローグ ページ3
私が生まれて間も無い頃、親が鬼に○ろされた。
赤子が1人で生きていくなんて無理な話だけれど、
私の場合は、熊に育てられた。
そのおかげで力が少し強かった。
そして、私が齢7歳の時、熊の母様は寿命で○んだ。
それから私は1人で生きていかなくてはいけなかった。 だけど、熊の母様に教わった事を生かして、
狩りをして生き延びた。
1人になって暫くたってからだったか、鬼狩りに会った。私を見つけたのは、当時の花柱、胡蝶カナエ。
彼女は、私も一緒に住もう、家族になろうと言ってくれた。私は嬉しくて、勿論の事、了承した。
それで、私が連れてこられたのは、蝶屋敷だった。
そこには、カナヲやしのぶさん、アオイが居た。
皆まだまだ子供だった。
私は自覚はないものの、凄く美人らしく、
ひと月経つ頃には、鬼殺隊で少し名を馳せていた。
だけど私は剣才があまりなかった為、鬼狩りをしたいのなら、クナイとかでやってみたら?とカナエ姉様に
教わって、クナイを振ってみたら、すぐ様上達した。
それから数年後、カナエ姉様が上弦の弐にやられて
○んでしまった。
私とカナヲ以外は皆泣いていた。
私は○んだ人は土に戻るだけだと熊の母様に
教わっていたから、悲しくなかった。
ただ、カナエ姉様の来世が幸せである様に祈るだけだった。
カナヲは過去のせいで泣けないと知っていたから、
私は誰より先にカナヲを抱きしめた。私より年上だけど、それ以前に家族だって、教えてもらったから。
カナエ姉様が○んでしまったのが引き金となって、
私はいつも以上に厳しい鍛錬を積み重ね、選抜を受けられるくらいになって、呼吸を編み出した。
し「強くなりましたね、明日はAの14歳の誕生日…。 次の選抜に行くことを許可します。」
『ありがとうございます、しのぶ姉様。』
カ「私と同じ選抜を受けない?」
『うん、そうするね、カナヲ!』
カ「嬉しい…!」
カナヲは、私と話している時、本当に感情をしっかり出してくれる。信頼してくれているんだろう。
ア「おめでとう、A!それにしても、本当に
年端もいかない頃から美人だったけど、10を越えたら益々美人になったわね〜!」
『ありがとう、アオイ!』
カ「選抜、頑張ろうね?」
『勿論、頑張るよ!』
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廣岡唯 - 面白い続きが観たい… (2022年10月25日 17時) (レス) @page9 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱんだまる | 作成日時:2020年5月29日 20時