第41話 僕の中にあるモノ。 ページ45
エリ「あ…あ……」
ホー「あわわ…やべぇよ。ありゃ、」
ホー「ブラックハウンドだぜ!!狙った相手には絶対背を向けず、仕留めるか、てめえのいのち尽きるまで追いつづける…!!!とんでもなく凶暴な怪物だ!!」
ホー「あっバン!どうする気だ!?」
バンがホークママから降りて、ブラックハウンドの前に立った。
バン「ったくよ〜。快適な旅の邪魔しやがって」
ブラ「グルル…」
バン「殺すぞ?」
バンはとてつもない程の殺気を犬に向かって発した。
すると…
ビキビキ、
ボッ!
全員(バン以外)「…!?」
ビキビキビキビキッ!
ブラ「グロロロロロ…」
ブラックハウンドが急に大きくなった。ホークママと同じくらいに。
バン「なんだコイツ?急にでかくなりやがったぜ〜」
ホー「う…噂は本当だったのか…!!ブラックハウンドは相手に警戒心を抱くほどに体がバカでかくなるって!!!」
A「ホーク…」
凄く震えているよ。大丈夫かな?
バン「フーーン…興味ねぇな〜♪やっぱ殺すだけだ♪」
A「待って、バン」
僕はホークママから飛び降りた。
A「相変わらず興味のないやつには優しくないね。ここは僕がするよ」
バン「オイ、A〜。襲ってきたのはこいつだぜ?」
A「僕たちがこの子のテリトリーに入ってしまったんでしょ」
ディ「A、気をつけて…」
僕たちがこの子の縄張りに入っちゃったんだ。だからこの子は悪くない。
僕はブラックハウンドの前へ歩いて行った。
ブラ「グロロロ…」
A「…」
相手の目を見て、僕の中にあるソイツを意識する。
A「……おいで」
メリオダス視点
A「……ーーー」
Aがなにか言った瞬間、オレの背中に凄い寒気が襲った。
それからブラックハウンドはAの後ろを見て、何かに怯えたような目をした。
ブラ「……!」
ブラ「…グルル…」
バッ
タンッ
ブラックハウンドはオレたちに背を向け、山へ帰って行った。
ホー「は、ハハ…!何が『相手には背を向けず』だ。所詮は畜生か!」
エリ「…一瞬なにかに怯えたように見えましたね」
A「…」
バン「…」
Aはホークママに飛び乗り、バンも上がってきた。
A「…じゃ、行こっか!団長!」
バン「行くって…結局どこに行くか決めたのか〜♪」
メリ「ああ」
メリ「目指すは死者の都。そこで、キングを捜す!」
第42話 キング。→←第40話 ちゃんといらないものは吐きます。
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東雲(プロフ) - ぴーこさん» 今更ですが気がつきました。ご指摘、ありがとうございます! (2017年8月28日 18時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ(プロフ) - えっと……失礼ですが第6話のエリザベスちゃんの言葉がてっきりでは無く、てっいり、になっています。すいません……。。 (2017年8月28日 12時) (レス) id: 8666d4fbce (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - あいさん» 続きを楽しみにしていてください!頑張って更新していきますので! (2016年9月22日 11時) (レス) id: e5b05e2df6 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 続きが気になります!更新頑張ってください!! (2016年9月22日 10時) (レス) id: c503bd2bf1 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - 蛇華神 八岐大蛇さん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年9月20日 21時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:東雲 | 作成日時:2016年9月19日 0時