第40話 ちゃんといらないものは吐きます。 ページ44
メリ「どーもどーも！検問ごくろーさん。オレはこの移動酒場『豚の帽子』亭のマスターだけど…何か用？」
聖騎「移動酒場…？子供の店長ー？」
聖騎「ならば、そこの巨人族の女はどんな関係だ？」
メリ「うちの自慢の看板娘だよ！！」
ディ「！」
メリ「ちなみにこっちも」
団長はディアンヌとエリザベスをさして言った。
A「団長…」
バン「苦しすぎるだろ」
聖騎「「じい〜…」」
聖騎「新しいな！！」
聖騎「いいっ！！かわいい！！」
聖騎士達はディアンヌを指差してそう言った。
ディ「ボクが看板…」
メリ「にしし」
聖騎「でももう一人も好みだ！！」
バン・A「うそだろ／でしょ」
メリ「移動中は営業してねーけど、酒が必要なら安くしとくし、どっかで停留してたらいつでも寄ってくれよなー！！」
聖騎「いい店じゃあないか…」
聖騎「よーし通れ！！」
ホー「…バカで助かったな」
メリ「いやー、バカに救われた」
ひょいっ
すると急に団長が浮き、
ディ「ありがとう団長ぉ〜〜！！！自慢の看板娘だなんて…ボク…ボクッ！すっごくうれしい！！」
ディアンヌが団長を握ってすりすりしていた。
聖騎「…団長？」
あーあ、バレちゃった…
聖騎「ま、まさか！！貴様は報告にあった子供…」
ディ「あ」
聖騎「七つの大罪、メリオダスか！？」
ホー「あーあ。うちにもバカが一匹…」
バン「だから始末しとけっつったんだよ〜」
バンも店から出て行ったので、僕も出て行く。
ドンッ…ドン…ドン
A「…なんか足音みたいなの、しない？」
ホー「へ？」
次の瞬間、突然物凄いスピードで、何かが僕たちの周りを走ってきた。
聖騎「くっ…何だ！？」
聖騎「は、速すぎて姿を捉えきれん！！」
A「…あれは…犬…？」
ホー「A、見えんのか！？」
メリ「ディアンヌ、オレを降ろせ！」
ディ「う、うん」
聖騎「何奴！？」
聖騎「我ら、王国聖騎士に仇なそうとする者は容赦せんぞぉ！！！」
バクッ！！
A「！」
聖騎士のうちの一人が何かに食べられた。
聖騎「アンドレーー！！」
ゴォォォオォォォオォォ
聖騎「く、くそ！こ…殺してやるー！」
A「…あ」
聖騎「ひっ…」
バクッ！！
ガリボリ
パリパリ
コリッ
バキバキ
ペッ
ガラガラン
ガラ…
カランカラン
何かを噛み砕くような音の後に、さっきまで僕たちの周りを走っていたやつの口から、食べられた聖騎士たちの鎧が出てきた。
第41話 僕の中にあるモノ。→←第39話 み、見習いのクセに…！
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東雲(プロフ) - ぴーこさん» 今更ですが気がつきました。ご指摘、ありがとうございます！ (2017年8月28日 18時) (
レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ(プロフ) - えっと……失礼ですが第6話のエリザベスちゃんの言葉がてっきりでは無く、てっいり、になっています。すいません……。。 (2017年8月28日 12時) (レス) id: 8666d4fbce (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - あいさん» 続きを楽しみにしていてください！頑張って更新していきますので！ (2016年9月22日 11時) (レス) id: e5b05e2df6 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 続きが気になります！更新頑張ってください！！ (2016年9月22日 10時) (レス) id: c503bd2bf1 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - 蛇華神 八岐大蛇さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2016年9月20日 21時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲 | 作成日時：2016年9月19日 0時
