第36話 久しぶりの美味しいご飯だぁぁぁぁぁ! ページ40
ダナさんが食事を振舞ってくれた。
ディアンヌも一緒に食べれるように、ダナさんの家兼病院の建物の屋上でした。
メリ「さて…と。エリザベス。改めて紹介する」
メリ「強欲の罪のバンだ」
バン「ま〜♪ヨロシク頼むわ♪」
A「ん?その服は?」
僕と再会したときは上半身裸だったよね。
バン「王女様の御前で裸でいるわけにいかねーだろ♪」
メリ「お前、服買う金なんてあったのかよ?」
バン「落ちてたんだって。たまたま偶然」
エリ「くすくす」
バン「そういや〜、ディアンヌも久しぶりだな」
ディ「僕はもう百年、キミと会わなくてもよかったんだケド?」
エリ「エリザベスです…こんな格好で、申し訳ありません」
王女さんの傷は大丈夫だったようだけど、今はまだ布団の上で寝そべっている。
バン「いえいえ、王女様。うちらはいつでも無礼講だ。五人仲良くしよーぜ?」
?「六人だろ、六人!!」
バン「?」
キョロキョロ辺りを見回すバン。
バン「ボケんなよ団ちょ。五人だろ〜〜が♪」
団長は手を横に振って違うと言う。
?「しっかしとんだイカレ野郎だぜ。仲間とはぐれて暇だから監獄にとっ捕まってたとか。仲間が生きてるとわかった途端に脱獄…あげくにぶっ潰しちまうんだ。頭のネジ、ゆるみすぎじゃね?」
ギロォ
バン「…誰だ?」
ホー「俺だ!!」
バン「…」
バン「豚が喋ってる〜〜!!?」
バンはホークをみると凄いスピードで後ずさりした。
ホー「今更そこでビビるか!?」
バン「うそだろ〜!?人の言葉を喋る豚なんてよ〜!!」
バン「全くの無意味だろ!!?」
ぐさっ、ぐさ
A「あ、ホークの心が傷ついた音がした」
バン「てっきりディアンヌの飯とばかり…!」
ホー「なんですぐ人を食用豚にする!?」
ホー「言っとくが、俺はただの豚じゃねぇ!!残飯処理騎士団団長ホークだ!!!」
バン「すげ〜♬全く聞いたことねえ!!」
メリ「そしてここに、妄想を現実と思い込み始めている豚が一匹…」
大きな机の上には豪華な食事がズラリと並んでいた。
ダナ「さぁ、みんな!どんどん食べてくれ」
A「久しぶりの美味しいご飯だ…!」
メリ「お前、何気に酷いこと言うよな」
ディ「本当にいいの?」
ダナ「もちろん。遠慮なくどうぞ!」
ダナ「君だけ一人、立食ですまないね」
ディ「ううん。ボクはみんなと一緒にごはんできるだけで楽しいから!」
第37話 友達っていいなぁー。→←第35話 僕、治癒力結構高いんだよ。
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東雲(プロフ) - ぴーこさん» 今更ですが気がつきました。ご指摘、ありがとうございます! (2017年8月28日 18時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ(プロフ) - えっと……失礼ですが第6話のエリザベスちゃんの言葉がてっきりでは無く、てっいり、になっています。すいません……。。 (2017年8月28日 12時) (レス) id: 8666d4fbce (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - あいさん» 続きを楽しみにしていてください!頑張って更新していきますので! (2016年9月22日 11時) (レス) id: e5b05e2df6 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 続きが気になります!更新頑張ってください!! (2016年9月22日 10時) (レス) id: c503bd2bf1 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - 蛇華神 八岐大蛇さん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年9月20日 21時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:東雲 | 作成日時:2016年9月19日 0時