第33話 陥落。 ページ37
ガラガラッ!
ホー「床が…壁が…いや天井が……全部崩れていくぞ〜〜!!!」
足場のなくなった僕たちは落ちていく。
A「昔から、あの二人ってこんなカンジなんだよねー」
ホー「どんなカンジだよ!!」
ディ「本当、男って子供だよね〜〜。まぁ、そんな団長もいいんだけど♡」
ゴゴゴゴゴ…
バン「団ちょとの戦跡は720戦中、たしか俺が361勝だったよな?」
メリ「バン、お前さては寝ぼけてんな?」
ディ「団長がちょっとムキになった顔もカワイイ♡」
メリ「オレが361勝!!」
バン「うんにゃ〜。俺だった♪」
セネ「キャアアッ!!」
ホー「のし豚は嫌アアア!!!」
A「ハァ…。僕、落ちるの何回目だろ…」
まだまだ地面に着く気配はなさそうだ。
バステ監獄の外ーーー
ゴル「さて…と。王国に戻って、上に報告しにいこうか」
ジェ「そうですね…『これで七つの大罪が再び集結する恐れはなくなった』と!」
パリパリ…
ゴル・ジェ「「?」」
パァンッ!!!!!!
ズッ
ドドドドドドドド
バステ監獄を覆っていた結界がとけ、監獄が崩れた。
ゴル「バ…!」
ジェ「バカな!!」
騎士「や、やべぇ…逃げろ!!」「ここにいたら殺されるー!!」
そしてバステ監獄は完全に陥ちた。
投獄されてた人「な…何が起こったんだ?」
ディ「あ…いつの間に夕方になってたんだ。どうりでお腹がすいたと思ったー!」
投獄されてた人達「やった!!監獄から出られたんだー!!」
どうやらここには、罪のない人達も投獄されてたみたいだ。
カラカラ…
バン「とりあえず、まあ〜、なんだ…団ちょとAにまた会えてうれしいぜ〜〜♪」
僕と団長は微笑んだ。
町の人「ま…まさか!」
町の人「陥ちた…」
町の人「バステ監獄が…!!」
ザワッ
町の人「向こうから誰か来るぞ!」
町の人「あれは…」
町の人「セネット!?」
町の人「そ…それに、聖騎士に逆らって投獄されてたダルマリーの人間もいるぞ!!」
わぁぁぁぁあぁあぁぁ!!!!
投獄されていたダルマリーの人々と一緒に、ボロボロの僕たちは誇らしげにダルマリーに向かった。
第34話 僕のいない間に色々ありすぎだよ。→←第32話 合流出来ました。
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東雲(プロフ) - ぴーこさん» 今更ですが気がつきました。ご指摘、ありがとうございます! (2017年8月28日 18時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ(プロフ) - えっと……失礼ですが第6話のエリザベスちゃんの言葉がてっきりでは無く、てっいり、になっています。すいません……。。 (2017年8月28日 12時) (レス) id: 8666d4fbce (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - あいさん» 続きを楽しみにしていてください!頑張って更新していきますので! (2016年9月22日 11時) (レス) id: e5b05e2df6 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 続きが気になります!更新頑張ってください!! (2016年9月22日 10時) (レス) id: c503bd2bf1 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - 蛇華神 八岐大蛇さん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年9月20日 21時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:東雲 | 作成日時:2016年9月19日 0時