第26話 お茶いれるの得意なんだー僕。 ページ29
A「どう？どうよ？」
ギー「…おいしい…です」
A「でしょでしょー？僕、お茶いれるの得意なんだ」
ギー「…」
A「…ん？どうしたの？」
ギー「…いえ、ちょっと考え事を」
A「ふーん。僕でよければ相談にのるよ？」
ギー「いえ、貴方に言うことではないので」
A「…酷いな。そう言わずにさー」
ギー「……」
A「ほらほらー」
ギー「…なぜ貴方が追われているのか、気になっただけです」
A「…僕が追われている理由？さぁ？身に覚えがないことはわからないな」
ギー「貴方に王国転覆の罪がかかっているわけでもありませんし、そこまで悪い方とは…私は思えないので」
A「あはは、そう言われると嬉しいなー」
コンコンッ
騎士「ギーラ様！よろしいでしょうか！」
ギー「どうぞ」
ガチャ
ドアから入ってきた騎士は僕を見るなり頭を下げた。礼儀正しいコだなー。
なんだかギルサンダーの影響で聖騎士はあまりよろしくないイメージがあったけど、礼儀正しいコもいるじゃないか。
ギルサンダー、次あったとき覚悟してろよ。
(Aは嫌な事をタラタラと引きずります)
騎士「ヘルブラム卿がお呼びです」
ギー「わかりました」
A「なんで呼ばれてるの？」
騎士「今、七つの大罪がバステ監獄に向かっているので、その事かと…」
ギー「！貴方、この人も七つの大罪の一人ですよ！？」
騎士「え？……あっ！！！」
A「なーるほど。ありがとう、騎士君」
バッ
ギーラと騎士が僕に逃げられないように部屋の入り口に立ち塞がる。
A「そんなに厳重に塞がなくてもいーよ」
僕は部屋の壁に、魔力で作ったワープできる穴を作った。
ギー「！？」
A「じゃあね。騎士君、ギーラ」
A「あ、その騎士君は悪くないから。責めないであげて」
A「じゃあねー。またどっかで会おう」
僕は手をヒラヒラさせて穴の中に入っていった。
第27話 今度はかくれんぼ。また僕が鬼役だよ。→←第25話 礼儀正しいコは好きだよ？
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東雲(プロフ) - ぴーこさん» 今更ですが気がつきました。ご指摘、ありがとうございます！ (2017年8月28日 18時) (
レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ(プロフ) - えっと……失礼ですが第6話のエリザベスちゃんの言葉がてっきりでは無く、てっいり、になっています。すいません……。。 (2017年8月28日 12時) (レス) id: 8666d4fbce (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - あいさん» 続きを楽しみにしていてください！頑張って更新していきますので！ (2016年9月22日 11時) (レス) id: e5b05e2df6 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 続きが気になります！更新頑張ってください！！ (2016年9月22日 10時) (レス) id: c503bd2bf1 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - 蛇華神 八岐大蛇さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2016年9月20日 21時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲 | 作成日時：2016年9月19日 0時
