第18話 絶対明日も筋肉痛だ。 ページ21
みなさんこんにちは、Aです。
今、ロッククライミングをしています。前にツイーゴとかゆう奴に、崖から落とされた(地面ごとね)時と同じように上に上がっています。前と違うところといえば団長と僕だけ、ということと僕たちが通ってきた穴をもう一度登りながら通っている、というところかな?
A「ふぃー、疲れたぁー」
メリ「ディアンヌ、言い訳もなにもーー」
ディ「言い訳無用だいっ!!!団長のスケベッ!!Aの女ったらし〜〜!!」
そう言い泣きながら地面を殴るディアンヌ。
バカバカバカバカバカバカ
ドンッ!
メリ「だから少し話聞けって」
バカッ!
A「ディ、ディアンヌ、落ち着いて…」
ズンッ!
ゴスッ!
ズズン…
カラカラ…
メリ「…つーわけで、エリザベスは聖騎士の暴走を止めるために、オレたちを捜して旅してるんだよ」
ディ「そ…そうだったんだー?ボクってばついうっかり早とちりしちゃってー…ごめんなさい」
ホー「うっかりでここまでやるかよ!」
A「相変わらずだね…ディアンヌ…」
正座をしてしゅん…としているディアンヌ。そして頭に何個もたんこぶを作られた団長と僕。地面にはディアンヌが殴った後が沢山残っていた。もちろん、僕と団長がロッククライミングしてきた穴も。
ディ「…(じとー…」
ディ「本当に、団長とAとはそういう関係じゃないんだよね?」
エリ「は、はい」
メリ「ついでに、オレとお前もそういう関係じゃねーぞ」
A「僕もかな」
ディ「ええっ!?(ガーン!」
ディ「…じゃあ、団長たちはこの王女さんに力を貸すために七つの大罪を集めてるの?」
メリ「ま…それもあるけど、オレはオレでお前らに聞きたいことがあるんだ」
A「ん?聞きたいこと?」
メリ「あぁ。でもそん時はAはもう脱団してたから、」
A「なるほど。僕じゃわからないんだ」
メリ「なぁディアンヌ。10年前の件なんだけどさ」
ディ「ん?…ああ。聖騎士長に呼び出された、あの素敵な記念日でしょ?」
メリ「オレ、そん時の記憶がほとんどないんだ」
エリ「…」
ディ「え…」
ディ「記憶がないって、ほ…本当?」
メリ「たしか最後に覚えてんのはーーー」
第19話 僕の知らない間に。→←第17話 地面の中に行くなんて、今日と死んだ後だけじゃないかな。
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東雲(プロフ) - ぴーこさん» 今更ですが気がつきました。ご指摘、ありがとうございます! (2017年8月28日 18時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ(プロフ) - えっと……失礼ですが第6話のエリザベスちゃんの言葉がてっきりでは無く、てっいり、になっています。すいません……。。 (2017年8月28日 12時) (レス) id: 8666d4fbce (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - あいさん» 続きを楽しみにしていてください!頑張って更新していきますので! (2016年9月22日 11時) (レス) id: e5b05e2df6 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 続きが気になります!更新頑張ってください!! (2016年9月22日 10時) (レス) id: c503bd2bf1 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - 蛇華神 八岐大蛇さん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年9月20日 21時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:東雲 | 作成日時:2016年9月19日 0時