【七つの大罪】八人目の大罪人（男主）

第16話 正体。 ページ19

メリ「さてさてさーて…一体どれが本物だ？」

王女さんたちが襲いかかってくる前に、団長はホークを持って、僕は魔力を使って移動した。
あとちょっとでも遅れてたら、袋叩きにされてたな〜。

エリ「本物はこの私です！」「信じてください！」「信じてもらえるなら、なんでもいたします！！」

メリ「よし！なら、今から全員俺の言うとおりに動くんだぞ？」

メリ「右手をピンとあげて左手は頰に！！」

しぴっ

メリ「恥じらいの表情でオレの名を呼ぶ！！」

エリ「「「メリオダス様ァ……」」」

メリ「おぉお〜壮観…！！」

A「団長！！」

ホー「マジメに選別しろ！！」

団長は一体なにをしようっていうんだ？
僕にはサッパリわからないし、ホークも勿論わかってない。

エリ「出ていけ 人間……！」

エリ「あのお方のため…」「メリオダス様、おケガはありませんか？」「私、どうすればいいのか…」「ここは絶対に通さない…！」

A「…あのお方…？」

メリ「……」

メリ「んじゃ、これで最後。思いっきり…ジャンプしろ！！」

エリ「ごめんなさいムリです！！」

A「あっ！！王女さん…！！」

団長は座り込んだ本物の王女さん以外の偽物たちを

ズパッ！！

攻撃した。

ボンッ！ボン！ボボンッ！

そして、団長に攻撃された偽物たちの正体は、

ホー「んげっ！森の怪物の正体はあいつらだったのか！！いたずら小鬼のハイドアンドシーク！！」

A「追いかけよう、団長！」

エリ・ホー「「え？」」

メリ「あぁ！あいつらの逃げる先に、何かいるはずだ！！」

A「行くよ！」

タタッ

メリ「あ、そだ。これ返す」サッ

ササッ
エリ「やっぱりパンツ泥棒はメリオダス様！！」



エリ「み、見てください！小鬼たちの逃げる先に女の子が！！」

ホー「おいおい、まさか、今度はあのコ襲う気じゃねーのか！？」

エリ「大変！急がないと…！」

とんとことんとこ！

あれ？なんか、だんだん女の子が大きくなってきてーー

とん、とこ…

エリ「あの…」

そして着いた場所は、その女の子が寝ているところだった。しかも、その女の子はーー

エリ・ホー「「え」」

僕たちよりはるかに大きい、巨人族の少女だった。
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エリザベスちゃんオチの予定だったのですが、オチのアンケートを取りたいと思います！

第17話 地面の中に行くなんて、今日と死んだ後だけじゃないかな。→←第15話 大量発生。

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