惹かれてしまったから。(短編集)

寝ている彼に好きって言ってみた all members ページ20

izw

「伊沢さん好きです。」
普段は照れて言えない気持ちを、同じベッドで寝てる彼に伝えると。
「そういうのは起きてる時に言って欲しいな」と言われながら抱きしめられてしまいました。

さて、明日から彼に「昨日は可愛かったなぁ」といじられるので注意しましょう。




kwkm

「拓郎、大好き。」
彼の頬に触れると思わず漏れてしまった本音。
「そんな可愛いことせんといてや。」と少し顔を赤らめながら彼の頬に触れる私の手を掴んで来ました。

「で、ちゃんと聞けてなかったからもう1回言ってや。」ドS川上さんを呼び起こしてしまったそうです。




fkr

「福良さん、大好きですよ。」
なかなか起きない彼を起こすための最終手段。
「俺もAちゃんのこと大好きだよ。」と寝ぼけながらも返してくれる彼。

「ねぇ？朝しか言ってくれないのなんで？」と少し不機嫌そうに聞かれるのはまた後日。




kwmr

「好きです。河村さん。」
ソファで私の肩にもたれかかり寝ている彼にそっと小声で伝えると。
「私もAさんが好きですよ。」と寝言なのか起きているのか分からない言い方で返し。その後声をかけても反応は無く、寝ているようです。

「私はAさんのこと愛してるんですけどね」なんて通りすがりに言われたのは後日談。




sgi

「須貝さんのこと、大好きだなぁ。」
背中どうしを合わせ、寝ている彼に気づかれないよう小声でそっと呟くと。
「俺の方が好きだけどな〜」と大声で返されてしまいました。

「いつから起きてたんですか」「いや、ずっと起きてたけど。」彼には一生敵いません。




wtnb

「愛してるよこうちゃん」
恋人繋ぎで寝ている彼に聞こえるよう、そっと声をかけると。
「ちょっと、イケメン過ぎない？」と顔をみるみる赤らめる彼。

「次は俺から言うから！」なんて慌てながら言う彼がかっこいいんです。




ymmt

「大好きだよ祥彰くん」
寝ている彼の横で狸寝入りで呟くと。
「僕もAちゃん大好きだよ。」と、狸寝入りのまま仕返しされてしまいました。

次の日「ねぇ昨日の」と問いかけると。「ん？何？」とはぐらかされてしまいました。



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作者

初めてこんな短い文章にチャレンジしました。どうでしたか？短くまとめるのは苦手なのでたまにしかできないと思いますが。よろしくお願いします。

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