48話 ページ48
いつも通りの日。
なんてことはないその日の夜。
センラの隣のベッドの、鈴木の容体が急変した。
鳴り響くナースコール
看護師の声
機械音
それから
真っ赤な血に染まる、隔離されたカーテンの向こう
「っすぐに手術室へ！！」
「わかりました！」
担架に乗せられて運ばれていく、あの気さくな彼の姿は
もう二度と
戻ってくることはなかった。
次の日、うらたと坂田と志麻の３人で訪れた病室。
センラの隣のベッドが空いているのに気付いた志麻は、目を見開いた。
センラは、布団を頭から被って出てこようとしない。
「………センラさん……？」
志麻がそう話しかけた瞬間、びくり、と動いて
くぐもったセンラの声がする。
「………っ………で……った…………。」
「え？」
「死んでしもたっ………！！スーさん……あんな元気やったのに…！！昨日夜に急に具合悪なって、運ばれて……！！！！亡くなってしもたんや…………！！！！」
「センラさん…！！」
「俺もっ……………死ぬん？」
そのセンラの言葉に、志麻は何も返すことが出来なかった。
「あんな風に……っつ………死ぬんやろ！？」
「違う、センラさんは死なないって！！」
「そんなんどこに根拠があるん！？」
「センラさん落ち着いて！！」
「嫌や……っ……！！！死にたくない！！！いや……っ、助けて……助けて志麻くん！！」
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Cocolu(プロフ) - よにんさん» ありがとうございます！ (2020年5月21日 15時) (
レス) id: bd3435a044 (このIDを非表示/違反報告)
Cocolu(プロフ) - まぐさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります (2020年5月21日 15時) (レス) id: bd3435a044 (このIDを非表示/違反報告)
よにん - 面白いです！応援してます！ (2020年5月19日 0時) (レス) id: c1827a7d57 (このIDを非表示/違反報告)
まぐ(プロフ) - 久しぶりの更新凄く嬉しいです！この小説ほんとに大好きなんです...！！これかも応援してるので無理ないペースで更新頑張って下さい！ (2020年5月18日 22時) (レス) id: a131524162 (このIDを非表示/違反報告)
Cocolu(プロフ) - あおいさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2020年1月27日 19時) (レス) id: bd3435a044 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Cocolu | 作成日時：2019年8月13日 21時
