13話 ページ13
「お。めっちゃドキドキしてるやん。」
「い、言わんといてください!!」
「心臓の位置高っけーなぁ。俺のも触る??」
「え?」
「ほら。」
志麻に手を握られて
左胸まで導かれる。
どくん、どくんと波打つ心臓の音が一体どちらのものなのかすら
もうわからない。
「センラさんとおると、いっつも早なるんよ。俺の心臓。」
「……そんなん、僕やって一緒です。ってか僕の方が凄いし。」
「ふふ、競ってどないすんの?」
「志麻くん。」
「んー?」
「映画、一緒に観たい。買い物も一緒にしてみたいし、春は二人で花見して、夏は海行って、秋は紅葉見ながら温泉とか入って、冬はイルミネーション見たりして、一緒に、居たいです。」
「……うん。せやな。」
「センラさんのしたいことは全部、俺が叶えてあげる。」
小指を絡ませてした約束は
二人だけの秘密
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Cocolu(プロフ) - よにんさん» ありがとうございます! (2020年5月21日 15時) (レス) id: bd3435a044 (このIDを非表示/違反報告)
Cocolu(プロフ) - まぐさん» コメントありがとうございます!更新頑張ります (2020年5月21日 15時) (レス) id: bd3435a044 (このIDを非表示/違反報告)
よにん - 面白いです!応援してます! (2020年5月19日 0時) (レス) id: c1827a7d57 (このIDを非表示/違反報告)
まぐ(プロフ) - 久しぶりの更新凄く嬉しいです!この小説ほんとに大好きなんです...!!これかも応援してるので無理ないペースで更新頑張って下さい! (2020年5月18日 22時) (レス) id: a131524162 (このIDを非表示/違反報告)
Cocolu(プロフ) - あおいさん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年1月27日 19時) (レス) id: bd3435a044 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Cocolu | 作成日時:2019年8月13日 21時