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「そうですよ 英国の事件をよく解決してました」
「素敵...」
でもそれを知って素敵と言ってくれるのは悪くない気分になるものだ
「お待たせしました オードブル で御座います」
それをぶち壊すように 淡々とした口調と、前菜とともに、支配人が登場する。
僕はこの店に随分お世話になってるから、支配人とも長い仲だ
「わあ...素敵ですね。 こんなの本当に頂いてもいいんですか...？」
「ああ、大丈夫ですよ」
そうして彼女は 前菜に手をつけたが、食べ方が見事なほど上品で 一体どこ育ちなのか心配になるほどだ。 ...いや、そもそも山梨県からきたっていうのがいろんな意味で疑わしい。
「おいひい......」
そして、彼女が1口頬張ると幸せそうな顔をする。
「そうですか...そう言っていただけると嬉しいです」
「本当に、ありがとうございます...、こんなの初めて食べた気がします」
『気がする』敏感になりすぎなのか、彼女の言葉一つ一つに何かの疑いをかけてしまう。
でも、どうしても気になるんだ。
彼女の口からでる自分のことは殆ど嘘であろうから。 彼女の素性がただただ知りたかった
「白馬くんは食べないんですか？」
「あ、ああ、いただきます」
ﾌﾞｰﾌﾞｰﾌﾞｰ
スマートフォンが振動し メールが来たのだ。画面が少し見えていたので覗くと
『キッドカードがまた届いたみたいです』
と届いていた
「·····」
「どうしましたか？」
「お誘いしたのに申し訳ございません、少しばかり 席を外さないといけない用事が出来ましたので 失礼します。 代金の方はこちらに」
「え...？ ちょっと...」
レディを置いていくのは少し...とは思うところもあるが今回はどうしても行かないといけない。 だから、僕は「キッドです」といい、その場を去った
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哀碧(プロフ) - あ、ありがとうございます！結構長編になる予定ですがまったり待っていただけると嬉しいです！ (2019年3月25日 0時) (
レス) id: 2dabb286be (このIDを非表示/違反報告)
稲荷紺/InariCon(プロフ) - 面白いです〜！！！夢主可愛い…。気ままに更新頑張ってください応援してます！！ (2019年3月24日 1時) (レス) id: 4d542a129d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：哀碧 | 作成日時：2019年3月13日 1時
