好きが溢れて、止まらない。【呪術廻戦】 (ページ6)

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最近は任務も手際よくこなせて、

そんなに忙しくもない日々を送っていた

私の恋愛事情も変わらずである

誰にも相談せず、人知れず、夏油先輩へ想いを寄せる日々

この気持ちを手放せたら楽なのかもね

それとは裏腹に強くなっていくのが恋ってものか～

はぁ、勉強も行き詰まった、

気分転換でもしようと自室から出て外の風にあたる

｢やっぱりそうだったんですか、先輩も意外ですねぇ！｣

高くて元気な声が聞こえた

明らかに由良のものである

何やら先輩のだれかと話している様子だ

五条先輩っぽくはない、、家入先輩だろうか？

それか、まさか、、

嫌な予感

あたらないでください、と心のどこかで願ってた

しかし、

？｢まあね、私も結構、積極的にいっているつもりだから、気づかれているとは思っていたけど、さすが君も鋭いね｣

この声、

この低音だが柔らかく抜ける声は夏油先輩のものだ

普段、善悪の行為について厳格である私にとって、
盗み聞きをするのは、気が引けるが今までの私を覆すほど、今の私は冷静ではない

会話の内容を察するに、恋愛に関するものだと推測するのは容易な事だった

心の中で2人の楽しそうな会話を聞きたくない自分と知りたい自分が葛藤している、

聞いてはいけない、そう思い少しだけ耐えた

でもやっぱり気になって、耳を澄ませる。

由良｢さっきも言いましたが私もすごく好きなんですよね｣

さっき言ったとは？そういうことなのだろうか？

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