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No side
あれから、2週間
夏油は任務の時以外は、Aのそばから離れなかった
Aの片手を両手でしっかりと包んで、ひとり、Aへ話しかけている
その光景は、とても切なかった
由良「ねぇ、悟くんからなんか言ってよ、、夏油先輩もう、何日もろくに寝てないよ?」
Aと夏油が居る部屋の廊下で2人を見守りながら話す、由良と五条
五条「言えたら、とっくに言ってる。たしかに、お前の傑を心配する気持ちはわかる。けど、好きな女のために傍にいてやりたい、傑の気持ちも痛てぇほどわかるんだよ。」
由良「それでも、このまま、寝ずに夜はAのそばにいて、昼間は任務に行ってを繰り返してたら、夏油先輩まで、、」
五条「は?、傑は死なねぇよ!」
由良「でもっ、」
家入「五条、やめな。Aの居る部屋に聞こえる。お前たちがそんな言い争ってちゃ状況は悪化するばっかりだろ、それに、五条、由良はそういう事が言いたいわけじゃないってわかっているだろ」
五条「、、すまねぇ、ちょっと苛立ってた」
五条は由良の頭をぽんぽんとする
由良「私こそ、不謹慎なこと、ごめん。」
家入「はぁ、それにしても、どうしたもんかねぇ」
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作者名:りか | 作成日時:2021年4月25日 18時