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A「うわぁ、入りたくなんてないんだけど」
任務のため、やってきたのは廃病院のようなビル
3級呪霊くらいが2体ほどだときいている
早く終わらせて帰りますか
A「、、」
変だ
何かがおかしい
呪霊気配は、2体?いいや、1体
正しくは、1体になった
こんなこと初めて、わからない
しかも、強くなって、、
上か!
ガッシャーン
天井から現れたのは、3級呪霊なんてもんじゃない
A「、は?」
1級?違う、余裕で超えてる、特級
呪霊「ニヒィィィ?」
身体が震える
私の呪力でどうにかできるの?
祓える?
やめろ、馬鹿な事考えるな、やるしかないじゃんか!
A「戯画術式」
想像
描けた!、よし、成功だ
私は自身が持っていた呪具で、目の前の特級呪霊を木っ端微塵にした
A「なんだ、、意外とだいじょう、」
ザクッ
ポタポタ…ポタ
A「ゔっ、、な、なんで?」
足元が赤く染まる
なんで私の後背部から血が流れてんのよ
私は確かに、想像した。完璧だった。
現実に反映されているはずなのに、どうして
呪霊「ニィハハハ、ウィヒヒヒ」
ああ、そうか、私に祓われる寸前で
ふたつに分離してたってことね
どうして気づかなかったんだろう
こんなの初歩的なミスじゃんか
そういえば昨日、夏油さんに忠告されたばっかりだし
"自分の命を優先しておくれ"
ああ、最初で最後の約束守れなくてごめんなさい。
目の前がだんだん暗くなっていく
私、ここで死ぬのかな?
"呪術師に悔いのない死に方なんてない。"
もう聞き飽きたよ。わかってるってば
でもさ、こんなに早くその時が来るなんて思いもしなかったの
この任務をしっかり、こなせたら
私、1番の笑顔で告白するって、決めてたのに
こうなるなら、はやく夏油さんに想い伝えておけばよかった
たった2文字で十分だったのに
夏油さん
A「好き__」
?「____A、!」
私を呼ぶ声を最後に意識を手放した
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作者名:りか | 作成日時:2021年4月25日 18時