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Your side


日曜がやってまいりました。


早く日曜になって!と思う私と



まだ、心の準備が出来てない!と抗う私が争っています


後者の方が強かったような気もする


けれども、時間というものは過ぎるものだから、いやでも日曜日はやってきます


それが少しだけ早く感じてしまっただけ


昨日、部屋にある服を一通り着て、ひとりファッションショーをしてた。


だけど、全然決まらなくて、


The女の子!かわいい服とかじゃなくて、


白のブラウスに、
ネイビー色のデニム、
ベージュのカーディガン、となんとも普通の格好だ



あぁ、可愛い服を買っておくべきだった




夏油「おまたせしたかな?」


A「!?」


後ろから、私の顔の横を覗いて現れた夏油さん


服のことを、ひとり考えこんでいたせいで


夏油さんの足音、気配にまったく気づかなかった



A「いえ、全然待ってないです!私が早く来てしまっただけなので」



夏油「私も、時間よりは早く来たつもりだったんだけど、Aの方が先だったね。じゃあ、行こうか」


夏油さんも早く来てくれたんだ。


こんな些細なことが嬉しくって、期待してしまいそうになる


夏油「Aの格好、とても似合っているよ」


A「あ、え、ありがとうございます。その夏油さんも、素敵です。」



スラッとした彼だから着こなせる



全身黒のコーデ



夏油「ありがとう、、私はあまりオシャレではないからね、かなり悩んだんだよ」



A「実は私も、すごく悩んで、、結局、いつもと同じような私服になってしまいました」


それで、悩んでるんですか?ってツッコミたいほど、様になっていて


私が隣を歩いていいんだろうか、、


夏油「私は普段通りのAでいいよ」


A「、、なんだか、恥ずかしいです」


顔に熱が増す、私はきっと今、顔を真っ赤にしてるはず


ある意味、これは褒め殺しに来ているのでは?


夏油「はは、すまない。からかっている訳ではないんだけど」



でもさ、ふと考えちゃうんだよね


そういうこと他の子にも言っているの?



悪ふざけだってかまわないよ



Aにだけだよ。って、


その口で、その声で



Aが特別だよ。って、言って





32→←30 夏油side



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設定タグ:呪術廻戦 , 夏油傑   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:りか | 作成日時:2021年4月25日 18時

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